iPhoneのバッテリー交換の意外な盲点に気を付けよう!耐水性維持の重要性を解説|バックアップを取ってない人も意外と多いのね?
先日、iPhoneのバッテリーの交換をしてきました。今日はそこで気づいたことを書いてみたいと思います。世間では第三者業者というのでしょうか。サードパーティ製品を扱うことで安くバッテリー交換をしてくれる業者が人気です。今回は正規店・正規料金で交換しました。正規店ならではの良いことがあると思うので、その観点から書いていきたいと思います。
Apple正規店でバッテリー交換しようとした決め手|耐水性が確保される
最初は、正規店で交換しようと思っていませんでした。最近では安くスマホのバッテリーを交換できる業者が多いからです。
先月、そんな安くスマホのバッテリーを交換することが業者でバッテリー交換を予約しましたが、直前でやめる決断をしました。
その理由は、耐水性が確保されなくなるからです。
iPhoneの耐水性が付加されだしたのはiPhone7からです。
それ以前のiPhoneはノー耐水なので格安業者での交換で全然OKだったのですが、雨を気にしないで使っていた私は耐水性が失われるのはいただけない思ったのです。ということで修理を直前に却下を入れました。
今回は正規店で交換することに決め、純正のバッテリーでしっかりと耐水性を確保した状態で交換することができました。今はとても快適に動いております。
Apple正規店のデメリット|一番費用が高い
デメリットといえばコストでしょう。コストで比較すれば一番高くなります。そりゃそうですよね。耐水性も買ったときと同じ状態をキープし、バッテリーも純正品を使うわけですから。
今回は3台交換しました。1台11,000~15,000円くらいです。3台を合計すると4万円しました。もし上記の格安業者なら半額の2万円くらいではないでしょうか。
防水性を求めない方なら格安業者でもOKでしょう。しかし、水が気になる・正規のサポートを引き続き受けたいと考える方は、正規店で修理するのがお勧めだと思いました。
【意外の発見】カウンター越しで聞こえてくる声|データが消えるから修理をやめる方もいる
Appleショップで、聞き耳をそばだてるといろいろと他の来店客と店員さんの会話が何かと気になります。盗み聞きをしているみたいですが、耳に入ってくるものはしょうがないです。
そこで思ったのは、データが消えるから修理を取りやめる方が多いことです。データが消えることに対して口論ではないですがかなり突っかかるお客さんもいました。
AppleではバックアップのサービスとしてiCloudがあります。
次のような料金体系です。
・iCloud 5GB 無料
・iCloud+ 50GB 月額¥130(税込)
・iCloud+ 200GB 月額¥400(税込)
・iCloud+ 2TB 月額¥1,300(税込)
・iCloud+ 6TB 月額¥3,900(税込)
・iCloud+ 12TB 月額¥7,900(税込)
今まで知らなかったのですが、今は6テラ、12テラなんていうサイズもあるのですね。私は2テラのプランを契約しています。
私は無料プランから始め、家族分のことを考え200ギガを長らくつかっていましたが、家族が鬼のように動画や写真を撮るようになりついに2テラにしました。でも、iCloudに容量を気にせずバックアップをとれるのでいつも安心しています。
一方、ご来店してくるお客さんにはiCloudなどにバックアップをとっていない方も一定数いるようでした。意外とiCloudにバックアップをとらない方はまだまだ多いかもしれません。
毎月1,300円高いなぁと思いつつも、何人ものiPhoneのデータを数分でバックアップがとれると考えると楽です。(普段は自動でとってます)
そうでなかったら、パソコンでiTunesを立ち上げて、1台ずつバックアップを、定期的に忘れずにする必要があります。たぶん習慣化などできず、たぶん大変です。
iPhoneを2年おきに買い替える方が安いというが果たしてそうなのか考えてみた
iPhone15などは15万円くらいからと、もはやパソコン並みの値段です。
よく携帯キャリアのプランでは、4年分割にして、2年で機種変更すれば2年の残債はなくなり安くなることが良く言われます。
2年ごとに変えていけば、半額でスマホを持ててお得というプランです。
1台買って4年使ってもほぼ同額になります。
同じ金額で2回最新の新品を持てることは、常が新しい新機種が持てるというメリットがあります。確かに4年も同じスマホを使うとバッテリーもヘタリますので、今回自分が行ったように、バッテリー交換も1台1万5千円くらい出して行う必要がでてくるかもしれません。
そのように考えると、どうせ同じ金額なら常に新しいものの方が良いという考え方もうなずけます。
使い倒す人はどうか?|iPhoneの寿命が5~6年という重要な事実を忘れてはいけない
先ほど申し上げたように、最新のiPhone15は約15万円します。もはやパソコン並みに高い商品です。この値段のものを2年での交換するのは少し早いような気がします。あなたは新品でパソコンを買って2年で交換していますか?
そこでiPhoneの寿命を調べてみると興味深いことがわかりました。何を寿命と定義するかは賛否両論あると思いますが、ここでは最新のiOSのサポートがいつまでされるかを寿命の限界で考えてみたいと思います。
最新のiOSがサポートされなくても、おそらく電話は掛けられるしまだまだアプリも使えるでしょう。しかし、サポートが終わったOSはセキュリティ上も危険ですし、いつ何時アプリ側が対応しなくなるとも限りません。
よって、快適に使えるラインとしてiOSのサポート期限としたいと思います。さて、サポート期限がいつまでかは以下の図がわかりやすいと思います。
少し小さくてみにくいかもしれませんが、横軸に歴代iPhoneがならび、縦軸に歴代iOSが並んでいます。〇の緑がどのバージョンまでのiOSが対応したかがわかるようになっています。
2007年にiPhone OS1が出て以来、毎年iPhoneがリリースされるのに合わせて新iOSがリリースされてます。そしてiOS17が2023年の最新OSとなっています。
見てわかるのは機種ごとの最新iOSサポート期間です。
初期iPhoneこそ3年くらいしかOSのサポートがありませんでしたが、iPhone4s以降は5年と伸び、最近のiPhoneは6年程度OSのサポートが続いています。
そう考えると、iPhoneは途中1回のバッテリー交換は必要なものの、6年間は使えると考えることができるのではないでしょうか。
iPhoneを6年使うと考えるとバッテリー交換をしても2年毎交換より安くなる
もう一度試算をしてみましょう。iPhone15を持つとします。購入額は15万円です。これを6年スパンで考えます。
2年に1度購入する方:1年あたり37,500円
150,000円のiPhoneを分割払いで契約します。2年間で半分の75,000円支払い、2年ごとに変えていきます。その結果1年で37,500円という計算になります。
現金一括で購入し6年使用する:1年あたり27,500円
今度は6年使用すると想定します。購入金額が150,000円で、途中1度はバッテリー交換をするので、15,000円を足すと、購入額は165,000円になります。
これを、6年で割ると、1年あたり27,500円となります。
年間1万円安くなる計算となるので6年だと6万円安くなります。
もっとも、長く使っているから途中で壊れるケースもあるでしょう。しかしiPhoneをしっかりしたケースで保護して大切に使えばなかなか壊れないものになります。
まとめ:耐水機能を維持しつつバッテリー交換をするなら正規店がおすすめ
今日の記事では、iPhoneのバッテリー交換は、コスト的には一番高いけど純正品を使うのでバッテリーの持ちは以前と同等になり、耐水性も維持されるので今まで通りに使い方はおすすめと紹介させていただきました。
もちろん2年に1回ごとに買い替える方が、同じ金額で2年ごとに新しいiPhoneを持てて、バッテリー交換も不要ではないかという意見もあります。常に新しいものを持つという点では2年毎交換に軍配が上がります。
しかし、1台を使えるだけ大切に長く使うという方には、バッテリー交換も併せて行うと、2年に1回交換するよりも年間1万円程度安くなる事実もあります。
ご自身が好む使い方でiPhoneを使っていけばいいのかなと思いました。
#3行日記 : しばらくは充電しながら使うのは控えようかと思います
バッテリー交換したらバッテリーがなかなか減らなくなりました。家族のiPhoneではアプリが途中でよく落ちるという現象もなくなって安定して使えています。
バッテリーを充電しながら使うのは、寿命が短くなるようなので、今持っているiPhoneはiPhoneにとっては人生の後半戦だと思うのでなるべく寿命が長くなるように使ってあげたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。