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iDeCo(イデコ)はじめます|アラフィフならNISAより良いかも|高校授業料無償化を調べて発見したこと
突然ですがiDeCoを始めようと思います。急に何?と思われるかもしれませが、子どもが私立の高校に通うようになり学費のことを考えたことから気づきました。
特に僕のようにアラフィフ世代で、老後を見据えて月5000円以上の積立を考えている方にはお得なのかもと思い記事を書いてみました。
きっかけはこちらの高校無償化のことを調べたことにはじまります。
所得をどうしたら低くできるか考えてみたきっかけ
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考えるきっかけは、どうしたら所得が低くなるのかな?と思ったことからです。こちらは私立高校の授業料無償化のベースとなる国の補償です。
見るべきは、所得910万円までは公立分の負担分の補助金がいただけますし、所得590万円なら私立であれば授業料の満額近い金額の補助金が受けられます。
さらに、都道府県によって独自の補助金制度があり、もっと年収が高くても補助金がでることがあります。ちなみに最強は東京都です。
所得が高いと余裕が出る一方で、いろいろ税金として取られてしまうことも多いのです。とれるところから取るという考えは基本でしょうが、でも悪あがきというか節税意識も大切です。
ということが考えるきっかけになりました。
令和3年の平均給与額は年443万円
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平均月収は443万円と、590万円はなかなかの高所得者の方に分類されていくのかもしれません。高校生の子供がいる家族の親の年齢は40代、50代が多いのではないでしょうか。そうなると稼ぐ年代ですので590万円に行くか行かないかというご家族も多いのかなと思います。
制度だからしかたないけど、所得を低くしようとがんばってみるのも意味がある
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制度を運用するにはルールを決めて、どこかで線を引かなければなりません。とはいえ、僅差で外れてしまうのは悔しいですよね。
例えば、子供が私立大学へ通うと仮定しましょう。
ある方の所得は年589万円でした。めでたく補助金396,000円ゲットできました。ある一人の方は591万円でした。補助金は118,000円しかもらえません。
所得が2万円少ない人が、補助金を278,000円余分にもらえることになります。ギリギリの人には納得がいきませんね💦
合法的に所得を低くするにはiDeCoがなんか良いなと思う
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iDeCoは個人型確定拠出年金です。この確定挙手年金の良いところは、拠出した金額分所得から全部引かれます。
いくら拠出できるかは、国民年金の第〇号被保険者であるかで変わってきます。とはいえ、大人なら誰しもできると考えてよいでしょう(実際は条件によりできない人も若干います)
一般に会社員の方なら最大月2万円の拠出が可能という方が多いと思います。2万なら年間24万円積み立てられます。
この24万円分は所得から引かれます。
先ほどの例だと、年間所得が591万円の人が589万円の人に比べて278,000円盛られない状態でした。
しかし、24万円iDeCoで積み立てることで、年間所得は565万円となり278,000円はめでたくゲットできます。24万円払った方がプラスになるという変な状態ですが、これもまっとうな方法です。
iDeCoは、拠出した瞬間に15~33%の利回りが出る
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拠出というのは、掛け金を払うとこを意味してまして、ようは支払うわけです。iDeCoに似ているのはNISAがあります。iDeCoとNISAは運用益が無税の点が共通しています。
ではどっちでも良いのではないかと思いますが、結果は全然違ってきます。次のような年間24万円支払うことを考えると次のようになります。
・iDeCoは税金が引かれる前に24万円支払う
・NISAは税金が引かれた後に24万円支払う
税金は市県民税が10%、所得税は所得によって違いますが900万円くらまでなら5~23%です。合わせると15~33%となります。
iDeCoの場合は、支払った分の税金が免除されるわけなので
24万円×15%~33%=3万6000円~7万9200円得をする
ということになります。確定申告するたびに上記の分戻ることになります。
iDeCo,NISAとも運用益は非課税なのは同じですが、最初からこの差はデカすぎると思うのです。
もう、やらないと損と思ったのです。
しかし、世間ではNISAばかり騒がれていて、iDeCoは蚊帳の外な感じです。なかにはiDeCoはデメリットしかないという方も多いです。
たしかにデメリットの部分もあるのでそれも書いておきたいと思います。
iDeCoのデメリット5選+α
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所得から免除されるというどデカイメリットの裏にはデメリットもしっかり存在します。デメリット+考え方も書いてみました。
1.原則60歳までは引き出せない
一番大きなデメリットだと思います。20歳の人がiDeCoを始めようと考えた場合、そのお金が手元に戻るのは40年後です。なんとも先の長い話ですね。
国の年金も年金保険料という形で納めているのでそれと変わらないのですが、でもなんか大丈夫か?急に入用になったらどうするん?と思ってしまいますよね。
これが最大のデメリットかもしれませんね。ただ考え方によっては、強制的に徴収されるので、あればあるだけ使っちまう方にとってはいいことなのかもしれませんね。
それに、原則60歳であり、年金が使える条件は他にもあります。たとえば障害を持っても、国の障害年金や遺族年金のような要件に当たっても使えるようになります。
2.最低10年の運用期間が必要
原則60歳で遅くなるパターンもあります。最低10年の運用期間が必要なので、例えば55歳から始めた人は65歳になります。ただ、それ以降の場合はもっと短い運用機関で引き出せるようになるみたいですね。
最低10年の運用期間が必要なのは案外知られてないかもしれませんね。
3.運用コストがかかる
NISAとかなり異なる部分ですが、実は運用コストがかかります。
イニシャルコスト:2,829円(どこのプランでも同額)
ランニングコスト:月171円 or 月66円
(※毎月「66円+運営管理費用」と拠出毎に105円)
年792円~2052円かかることになります。
拠出を止めることはできますが、年792円ずつ目減りしていきます。
しかし、納税できるほどの一定収入があり、最低の拠出額の5000円ずつ続けられれば15%として9000円分の税金分返ってきてプラスです。
4.途中でやめられない
iDeCoは一度はじめると60歳まで手元に返ってきません。途中でやめられないのです。これが嫌でiDeCoを始めない方も多いかもしれませんね。
4’(おまけ).知らぬ間にやめられない罠にはまっていることもあるよ
iDeCoを始めてもないのにiDeCoループに入っていることもあるので注意しましょう。企業が確定拠出年金を行っている場合です。その人が定年前に会社をやめると、今までの確定拠出年金は転職先の確定拠出年金か、自分でiDeCoの方に移管の必要があるのです。
移管が面倒と放置しておくと、自動的に国民年金基金に移管されてしまいます。無くなりはしないものの、運用指図ができないうえ、コストはきっちり徴収されていくのです。
運用コストと途中でやめられないことは、はたらき続ける気概と健康が大事ということになりますね。
5.投資商品が限られている
NISAと比較して運用商品がかぎられています。まず株式とかはなく、投資信託ぐらいしかないことでしょうか。長期積み立てが前提なのでこれはいたしかたないのかもしれませね。
でもNISAにはなくてiDeCoにはあるものの一つとして定期預金があります。具体的な投資先が決まっていない、リスクはいやという方には定期預金につっこめば、変動リスクなく節税を教授できますね。
アラフィフなのと、老後を考える上でもiDeCoを始めようと思う
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自分は50歳という年齢に近い位置にいます。先にふれたデメリット1,2の60歳まで下せない+運用期間が最低10年必要という足かせは、50歳に近ければ近いほどデメリットが最小化されているような気がします。
40年先は先が見えませんが、10年先ならいいかなぁと思ったのです。
それに老後資金をいきなり老後から貯めるわけにはいけません。いまは子供ことでお金かかりますが、それが終わったら自分のことです。終わったときにズタボロの状態でいるわけにはいきません。
なので、iDeCoを始めたいと思います!
えっ、最近NISA始めてないかって?ハイ、はじめました。
iDeCoも始めますが、iDeCoの方が優先なので、回らないようならNISAは中断します!(臨機応変)
3行日記:日経平均が1000円くらい落ちましたね
久しぶりにどーんと落ちましたね。
最近を振り返れば2003年あたりにたしか日経平均は7600円くらいだと思います。今の5分の1でしょうか。今はとても上がったと思ってます。
これくらいの時は、300円くらい落ちても暴落と言われていたような気がします。それもなんか変わりましたね。
こういうニュースは気持ちを萎えさえますが、なえた時がチャンスと思って老後を考えて初めて行きたいと思います。
1年前:お掃除ロボットを買ったようです
1年前はお掃除ロボットを買ったようです。実質8000円くらいで購入できたようです。もちろんルンバのような高級品ではございません。
1年たってどうかというと、、、、、、はい、現役です。
特に休みの日や自分がいないときに、週に何度か稼働しています。
散らかっているうちには不必要なものと思ってたのですが、どうしてどうして、現役で働いてくれてます。逆に片付けがすすみ稼働範囲が広がっています。
安いお掃除ロボットはバッテリーが持たなくなって使い物にならなくなるということも聞きますが、このロボットはそんなことはないです。
ということで商品を紹介したいと思います。おすすめです。
今日は、とっても長い記事になってしまい申し訳ありません。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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