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中二心をくすぐられる難読地名

なんというか、カッコいい地名ってありますよね。
ただ単に読み方が難しいだけでなく、正解を知るとよりカッコよさが増す。
そんな難読地名を中二病全開の私が独断と偏見で選んでみました。

せっかくなのでちょっとしたクイズ形式にしてみましょう。

次の地名の読み方をお答えください。

①九石
②御稜威ケ原
③無悪
④薬袋
⑤安心院

わかりましたか?

おそらく知らないとまったくわからないと思いますので、答えに進みましょう。


①九石の読み方は「さざらし」です。
栃木県茂木町にある地名。

鎮守の宮の祭田で9つの小石で飾るササラが発見されたことによるという(異説もある)。ササラとは竹の先を細かく割ってつくった食器などを洗浄する道具で、おそらく神社の祭礼用に9つの小石で装飾を施したササラが見つかったのだろう。読みは「ささらいし」から「さざらし」と変化する一方、漢字では9つの石から「九石」と書いたらしい。

https://maidonanews.jp/article/14400276

②御稜威ケ原の読み方は「みいずがはら」です。
埼玉県熊谷市にある地名。

元々は木々が生い茂る林でしたが、戦時下に飛行場が設置されます。完成近くには天皇陛下が行幸され、その感激を残した句から名付けられました。

https://saitamabiyori.com/26532

③無悪の読み方は「さかなし」です。
福井県三方上中郡若狭町にある地名。

平安時代の歌人・小野篁(たかむら)がこの集落に滞在していた際に、都で話題になっていた「無悪善」という落書きを「さが(悪)なくば善(よ)し」と読んだというエピソードから、無悪(さかなし)と呼ぶようになったといわれています。

https://news.allabout.co.jp/articles/o/55259/?page=2

④薬袋の読み方は「みない」です。
山梨県南巨摩郡早川町にある地名。

安価で治療を行った放浪の医者で、武田信虎、信玄公に仕えていました。「永田徳本がいれば、薬は要らない=薬袋はみない」というところから、永田徳本先生が滞在した場所の早川町に「薬袋」という地名が付けられたと言われています!

https://sinobi22.com/1161.html

⑤安心院の読み方は「あじむ」です。
大分県宇佐市にある地名。

一説には芦が生えていたことから芦生(あしぶ)の里といったのが後に「安心」に転じ、中世に宇佐神宮の荘園となって倉院が置かれたことから「院」をつけて「安心院」と書かれるようになったという。この盆地の成因については、かつて湖であったという説があり、この説によれば、地名の由来の芦生は、湖が干上がって干潟となり芦が生えていた様を表しているとされる。

https://www.jalan.net/jalan/doc/theme/yadolog/jiman/jiman_0002211181.html


いずれも素敵な地名ですよね。
創作の登場人物の名前に使いたくなります。
いや、もうすでに使われているかも。
早い者勝ちですね。

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