「愛してる」に違和感
あなたはこれまで何回「愛してる」と言ったことがありますか?
おそらく「好き」とは言っても「愛してる」とは言わない人の方が多いのではないでしょうか。
私としても覚えている限りでは一度も言ったことはないです。
恥ずかしいというか、しっくりこないというか、とにかく違和感があり、そんな気持ちを抱きながら「愛してる」と言っても台本を読んでいるみたいになってしまいます。なので「好き」とは言っても「愛してる」とは言いません。
とは言え一般的に流通している言葉であり、映画や小説など創作物でも当たり前のように発せられている「愛してる」。
にもかかわらず引っかかる違和感は何なのか。
その答えはこれなのかもしれません。
もともと日本語、大和言葉として存在してなかった言葉。
だからこそしっくりこなかった……のかもしれない。
「愛してる」に対応する言葉だと「いとおしい」でしょうか。
愛してる……
いとおしい……
うん、やっぱり「いとおしい」の方がしっくりきますね。何より響きが美しい。日本人としてのDNAがそう叫んでいます。
もちろん、あくまで私個人としての感覚なので「愛してる」を日常的に使っている人に対してどうこう言うつもりはありません。
まあ、あまりにも連発するのはどうかと思いますが。