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しれっとゲーム化されていた日本の映画たち

かつて映画館は満員御礼が当たり前でした。
立ち見はもちろんのこと、通路にもぎゅうぎゅうに座らされてましたね。

そんな娯楽の王様の人気にのっかって、いくつもの微妙なゲームが発売されていたのをご存じでしょうか?

今回は1990年前後のタイトルをご紹介いたします。


もっともあぶない刑事

1990年2月6日発売。
今なお絶大な人気を誇るドラマ「あぶない刑事」の映画版『もっともあぶない刑事』(1989年公開)もゲームになってました。

プレーヤーは「タカ」と「ユウジ」のいずれかを選択、または両者を同時に操作し、各ステージのゴール地点に到達、あるいはボスキャラを倒すことでステージクリアを目指す。サイドビュー右スクロール逆行可、全9ステージ。

Wikipediaより


マルサの女

1989年9月19日発売。
宮本信子さん演じるおかっぱ頭の主人公が印象的な伊丹十三監督作品『マルサの女』(1987年2月7日公開)もゲームになってました。
コマンド選択式アドベンチャーゲーム。

映画『マルサの女』のシナリオを元に、あまり詳しく描かれていない伏線を重視した作りになっている。映画版と同じ登場人物も多く出てくるが、細かい部分で設定が異なる。

Wikipediaより


スウィートホーム

1989年12月15日発売。
黒沢清監督のホラー映画『スウィートホーム』( 1989年1月21日公開)もゲームになってました。

呪いの館に閉じ込められたテレビの取材班5人が力を合わせて館の中からの脱出を目指す、一人プレイ用ゲーム。
ジャンルは恐怖演出や緊張感のあるゲーム性が特徴のホラーゲームだが、基本となるシステムはロールプレイングゲームに近いものとなっている。

Wikipediaより


今回は以上です。
ファミコンは子供のものという認識を払拭させようという目的なのか、大人向けの映画があえて題材として選ばれていた印象があります。
幼い頃、父がパチンコでとってきた『マルサの女』をプレイしましたが、難しすぎて早々に投げ出してしまいました。
いや、幼子に『マルサの女』はアカンでしょ。時代ですね。

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