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ガブガブではなくチビチビ

9月に入ったとはいえ、台風が消滅したとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。引き続き水分不足による熱中症には気をつけなければならないでしょう。

しかしながら、「わかっちゃいるけどやめられない」ではないですが、「わかっちゃいるけど飲みたくない」という人も結構いるようです。

私の母がまさにそれで、とにかく水分補給をしたがりません。
「そんなにガブガブ飲めない」と言ってなるべく回避しようとします。

頭では水分補給の大切さをわかっているはずなのに、何故ここまで嫌がるのか。いろいろと考えた結果、「ガブガブ」がポイントでした。

昔々、昭和の学校生活を思い出すと「基本的に水を飲んじゃダメ」でした。
私の時代ですらそんな感じだったので母世代だともっと厳しかったと想像できます。大人になっても「仕事中は飲むな」「昼休みに飲め」だったのかもしれません。
喉がカラカラになってからガブガブ飲む、それが常識だった時代です。

「水分補給=ガブガブ飲む」が刷り込まれているのであれば、現在言われている「頻繁に飲みましょう」に拒否反応を示すのも納得です。
「頻繁」に「ガブガブ飲む」ことは私だって嫌です。無理です。

ようやくその考えにたどりつけたので、母に「ガブガブではなくチビチビ頻繁に飲むべし」とアドバイスしたら次第に水分補給の量が増えていき、今ではちゃんと飲んでいます。習慣になればこちらのもの。もう大丈夫でしょう。

私も昭和キッズの端くれなので、こまめな水分補給なんてしていなかったはずなのに、気づいたら15分おきぐらいでチビチビ飲むようになってました。
覚えていませんがきっと自ら生活習慣を矯正したのでしょう。偉い。





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