パチンコはギャンブル?
ギャンブル依存症と聞いて真っ先に思い浮かぶのは何ですか?
おそらく大多数の方は「パチンコ」を連想すると思います。
他にも競馬・競輪・競艇・オートレース・宝くじがあるのにそれは何故か。
答えは簡単、「パチンコ」は公営じゃないからです。
なのでマスコミもやり玉に挙げやすい。
何かしらの事件が起きて犯人の動機でよく「パチンコで使った」「パチンコで負けた腹いせに」とは聞きますが、「競馬で使った」「競輪で負けたはらいせに」とはほとんど聞いたことがありません。
では公営ギャンブルでは依存症にならないのか。
もちろんギャンブルである以上、そんなことはありません。
ただ報道されにくいだけです。
それどころかギャンブル依存症対策がーと言いつつ、公営ギャンブルのCMはガンガン流しているんですよね。
おしゃれなスポーツ感を出したり、スマホで簡単とか言っちゃったりして煽りまくっています。
はてはカジノまで作ろうと言うのですから一体何がしたいのやら。
そんなこんなでスケープゴート的役割を押し付けられている「パチンコ」。
本来はギャンブルではないことをご存じでしょうか?
「パチンコ」の別名は「遊技機」。「遊戯」じゃなくて「遊技」というのがポイントです。
つまり”技”、技術介入要素がある機械なんですよね。
大昔の一玉一玉指ではじくタイプから始まり、電動式になった今でも玉を発射する強弱・タイミングはプレイヤーが操作できます。
これは公営ギャンブルにはない要素ですよね。
馬や自転車をプレイヤーが操作することはできません。
やはり「パチンコ」はギャンブルではないのか。
それに対する答えは”現状ノー”だったりします。
その理由は、ほとんどのパチンコ店で技術介入をほぼ禁止しているからです。店舗によって許容範囲の違いはあるものの、意向に背けば出禁になってしまうとのこと。
少しでもお客さんの勝率を下げて利益を上げるためなのでしょう。
商売としては正しいのかもしれませんが、店舗自ら「パチンコ」をギャンブルに貶めているのが現状です。
もしも技術介入をオールオッケーにすれば「パチンコはギャンブルじゃない!」と主張することができるかもしれないのに。
というわけで結論。
パチンコは現状限りなくギャンブル。
用法容量を守って適度に遊びましょう。