言葉の異称を勉強してみる その参
異称・異名・別名を知ることにより日本語の魅力を再確認し、あわよくば短歌で使えそうな言葉を収集しようという記事の第三弾です。
さっそくいってみましょう。
【滝】
「水簾(すいれん)」
水が簾(すだれ)のようにたれるところから。
「瀑布(ばくふ)」
滝の異称。
「飛瀑(ひばく)」
滝の異称。
「垂水(たるみ)」
万葉集より。
【太陽】
「日輪(にちりん)」
太陽の異称。
「火輪(かりん)」
太陽の異称。
「御日様(おひさま)」
太陽を親しんで呼ぶ言葉。
「紅鏡(こうきょう/こうけい)」
太陽を紅色に輝く鏡に見立てて。
「金烏(きんう)」
太陽の中に3本足の烏からすがいるという中国の伝説から。
「天道(てんどう/てんとう)」
おてんとうさま。
【嘘】
「空音(そらね)」
嘘の異称。
「空言(そらごと/くうげん)」
嘘の異称。
【仲人】
「月下氷人(げっかひょうじん)」
”月下老人”と”氷人”という二つの伝説から生まれた言葉。
今回は以上です。
今後、仲人を頼まれた際には、
「私のことは”月下氷人”と呼んでくれたまへ!」
と知的マウントをとりましょう。
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