世紀の大発見!? 前例のない形の銅鏡出土 最大級の鉄剣を添えて
丸くない銅鏡……だと……?
昨日から引きずっている気象病も吹っ飛ぶ大ニュースが飛び込んできました。
銅鏡と言えば、
画像の三角縁二神二獣鏡のような円形が現状基本形態です。
しかし今回富雄丸⼭古墳から出土した「前例のない形の銅鏡」は、盾形。
なんじゃこりゃ?
本当に銅鏡?
説明によると、
鼉⿓鏡(だりゅうきょう)とは、
鼉⿓(だりゅう)、ワニの一種ともいわれている想像上の動物が装飾されている銅鏡のこと。日本製と言われています。
その装飾に似ていることから、鼉⿓⽂盾形銅鏡(だりゅうもんたてがたどうきょう)と名付けられたようです。
一緒に発見された鉄剣もとんでもないもので、全長なんと2m37cmの蛇のように曲がりうねった蛇行剣。
国内最大サイズ。
とんでもない大きさです。
とても実戦で使えるようなサイズではないので祭祀用か埋葬品だと思いますがはたして。
今後の研究結果次第では、「銅鏡ではなく盾でした」とか「鉄剣に実戦で使用した形跡あり」となるかもしれません。
もしかしたら漢字以前の日本の文字が見つかるなんてことも!?
歴史は浪漫です。
さっそく発掘現場である奈良市が作業動画をあげていたので、よろしければご覧ください。
慎重に銅鏡を運び裏返す緊張が観ているこちらにまで伝わってきて、ハラハラドキドキを味わえる動画です。