『目標を達成できないのは、「宣言」しないから』 〜 目標のトリセツ
「こんなことをしたい」
「あんな風になりたい」
自分の「やりたいこと」や「なりたい姿」
人に伝えることはできていますか?
例えば、
「今年はやるぞ!」と今年の目標を立てたとしたら、
✔︎ 人に必ず言う(宣言する)
✔︎ 人に絶対言わない(隠す)
どちらでしょうか?
人それぞれ、性格などによっても違うとは思いますが、
私は、もちろん後者の方です。
「不言実行」が男の美学として格好いい、というのもありますが、
それ以前に、人に宣言することって、恥ずかしくて苦手です。
自分のことを人に伝えるのって
なかなか出来ないことだと思います。
◆言語化すると意識のアンテナが立つ
コーチングにおいては
クライアントがコーチに宣言するという場面があります。
自分のやってみたいことや目指したい目標など
自分の思っていることを
クライアント自らが言語化して伝えます。
たとえ、
不十分だとしても
ちょっと難しいかなと思っても
自分の言葉にして伝えます。
そのように言語化して、宣言することで
目標達成のための意識のアンテナが立ちます。
意識のアンテナが立つとどうなるのかというと
✅ 行動するための意識を高める
✅ 目標達成のための情報を集める
ことができるようになるのです
言語化すればするほど
アンテナの感度が高まっていく
イメージでしょうか。
◆人はなぜ宣言できないのか
人が宣言できない理由は、何でしょうか
一番の理由は、
やっぱりです。
✔︎ 失敗して断念する
✔︎ 途中でやる気がなくなる
達成出来なかった時に
気まずい思いをするのは嫌なものです。
そのために
言わない方がいい、と
より自分にとって安全な方法を
選択するのは
自然な流れだと思います。
また、
自分が一回立てた目標に対し、
十分力を尽くせなかったという
不全感から避けたいというのも
あるのではないでしょうか
宣言しないメリットは
✅ 失敗しても恥ずかしくない
✅ 自分のペースで進められる
✅ プレッシャーがかからない
宣言しないことで
自分を守れる面もあります。
一方、
宣言しないデメリットは何でしょうか
✔︎ 達成しようとする意識の低下
✔︎ 妥協しやすくなる
✔︎ 気分次第になりやすい
などと、自分で自由に選択できると思うと
人はなかなか全力が尽くせません
人は「楽な方に流れるように出来ている」のです
◆宣言することは自らステージに上がること
例えば、
人の前で歌やダンス、楽器演奏などが
出来るようになりたいという
思いがあったとします。
その実現のためには
自分なりに練習を重ねて
十分満足できるレベルになったら
人前で発表しようとする考え方と
ある程度練習したら
自分なりに不十分でもいいので
人前で発表してしまうという
考え方があると思います。
この両者の違いは何でしょうか?
前者は、ちゃんと演奏できなければ、ステージには上がれない
と理想のステージを目指して、観客側から見ている視点
後者は、不完全でもステージに上がって、演奏してしまえばいい
と、まずステージに立ってみるという演奏者側からの視点です。
観客側から見ている視点と、ステージに立っている視点では、
意識のスイッチの入り方が全然違うはずです
見ている側の不安や心配のドキドキ感と
実際にやっている側の緊張や興奮のドキドキ感とでは
同じドキドキでも全然違うものです。
そして、実際に経験したことで心が動き
次の行動に向けて意識のスイッチが入る。
宣言するのと宣言しないのでは
「心の動き方」や「意識の持ち方」が全然違ってきます。
心が動き、アンテナが高まると目標がより緊迫して感じられるから
目標達成が現実化してくるのです。
◆まとめ
✔︎ 人は言語化して、宣言することで
目標達成のための意識のアンテナが立つ
✔︎ 宣言するのと宣言しないのでは
「心の動き方」や「意識の持ち方」が全然違う
✔︎ 宣言して心が動くと
目標がより緊迫して感じられるから
目標達成が現実化してくる
今日もありがとうございます!─────────────────────
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