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新米ベトナム駐妻|きれいな空気と水と太陽に嬉し泣き寸前

私はいま、小学生の頃、植物の発芽には何が必要ですか?という授業があったことを思い出している。

なぜかというと、日本に帰国し、きれいな空気と水と太陽を享受しているからである。

きれいな空気と水と太陽。

発芽の3条件みたい。人間も生き物なんだなと痛感する。

実際、発芽に必要なのは空気と水と温度なのだが、このリズムがどうも似ている気がして。

5月以来の日本。第一印象は、寒すぎる!である。ベトナムでもダウンを着ていたのだが、それが信じられないほど日本は寒かった。

冬特有の凛とした空気。青空。太陽のまぶしさ。

どれもハノイにはないもので、とても懐かしく、とても欲していたものである。

駐妻のお友達が、日本に帰ったら青空の写真撮っちゃうよね。と言っていた通り、ついつい空の写真を撮ってしまう。ベトナム駐妻あるあるなのかも。

ベトナムは嫌いではない。けれど、あの大気汚染には気が滅入る。実は年末ごろから、かなり鬱々としていた。なんとなく常に肩の力が入っていて、喉が痛い。鼻も痛い。気分も落ち込んでいる。

この度、帰国して一気に晴れた。

実家に帰り、ぬくぬくとコタツで寝転がって、あんこの餅を食べたあとは、湯舟に浸かった。この先、まぐろ丼と、牡蠣鍋と、卵かけご飯と、明太子とコンビニスイーツを食べる予定である。食い倒れである。あと、温泉も行く。そのあとにビールを飲む。

あまりホームシックにならない性格であるが、日本シックになっていたようだ。

1年分のきれいな空気と安心できる食事を堪能して、また、2回目の新年を迎えたベトナムに備えようと思う。

そんな日本で、娘と私は2時間の時差を克服できず、朝10時に起き、夜11時に寝る生活を送っている。ぐーたら、最高。