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S.C.Sで同世代の仕事人から刺激を受け、哲学カフェで思考を深め、10月の中間報告会に向けてPBL活動を推進する(令和5年度 アカデミーハウス 9月レポート)
9月は、今期初開催となる哲学カフェを行い、小川先生の哲学的思考について、参加された地域の皆様と一緒に、思考を深めました。
また、アカデミーハウスならではのプログラムとしてS.C.S(スマート・キャリア・サロン)で東京で活躍する同世代の若者人材の話しを聴くことができ、大いに刺激を受けました。
そして、3期生が4月に入所してから半年が経ち、いよいよ10月に行われる中間報告会に向けて、これまでの活動を振り返ると共に、これからの活動を推進すべく、PBLの実践に多くの時間を費やした1ヶ月となりました。
≪9月の活動≫
1. PBL講座・グループワーク
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9月は、10月の中間報告会に向けて、各チームにおいて、これまで、チームで行ってきた哲学的思考による対話や、活動のプロセス等、取り組んできたことを振り返り、整理し、そして、これから取り組むこと考え、活動の方向性を決める月となりました。各チームは、グループワークを積み重ねて、PBL活動を推進させるべく、活発にグループワークを行いました。
そして、小川先生に、活動状況の報告を各チームが活動状況をプレゼンしましたが、まだまだ、抽象的だったり、具体性がなかったり、表現力が不足していたりと、足りないところが多々あるものの、どのチームもこれまでの活動をしっかり振り返り、哲学思考で物事の本質を捉えようとするプロセスが感じられました。小川先生からは、来月の中間報告会までに、内容を再度ブラッシュアップして、約1ヶ月でできることをやって行きましょう!と応援メッセージをいただきました。
3期生は、これから1ヶ月、自分達でマネジメントしながら、中間報告会に向けて、これまで学習した成果を出すことになりました。
2.S.C.S(スマート・キャリア・サロン)
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◆9月15日(金)S.C.S「東京で活躍する仕事人」トークセッション(Megriba共同企画)
今回、Megriba共同企画として、S.C.Sを開催しました。アカデミーハウス利用者と同世代の若者人材で、東京でご活躍されている3名を山口にお招きして、Megriba交流ラウンジにて、トークセッション形式で、様々なお話しをお聞きすることができました。それぞれ三者三様の個性と職種と生き方、価値感に触れることができ、人生の選択、職業の選択について、大いに刺激を受けることができました。
セミナー終了後、3名の講師の方は、そのままアカデミーハウスのゲスト宿泊していただき、利用者との交流を深めることができました。東京と山口と色々環境の違いはあるものの、どんなことをするときにも、大事なのは自らの意思と意欲であり、自らの道を、自ら選び掴み取ることである。というのが共通することだと、改めて気づかされた夜になりました。
東京から講師として来ていただいた皆様ありがとうございました。
日高 海渡氏 swarm Inc. 代表取締役
領域を横断した専門家との協働によって空間に関する社会課題に企画、設計、運用といった多角的なアプローチから取り組んでいる。また、個人的な活動として自邸である「ヨヨギノイエ」を家開きやSNS等で発信することで住宅の新しいあり方を提案している。
国井 英司氏 フリーランス出張料理人 ICOY inc. 代表取締役
大学卒業後に料理の世界へ。イタリアンでキャリアを積んだ後、都内ミシュラン星付きのレストランで修行後独立。
今は出張料理を主として活動しながら、商品開発や婚礼料理を通じて活動の幅を広げている。今後は店舗のプロデュースや、ロスフード開発、自社の工場など、、新たな料理人の働き方を示し続ける活動を展開していきたい。
堀江 麗氏 HOLONプロデューサー/株式会社SOMA 代表取締役
○HOLONプロデューサー。Google Japanに数年間勤務の後、『株式会社カンカク』にて、クラフトジン『HOLON』の立ち上げを行う。
そのほか、『東京リバーサイド蒸溜所』の製造はじめ、さまざまな食領域の開発コンサルを行う。
3.スキルアップセミナー
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◆9月16日(土)プレゼン講座
小川先生のプレゼン講座が行われました。小川先生は『5日で学べて一生使える! プレゼンの教科書』という著作もある程、プレゼンの達人です。その小川先生から、直々にプレゼンの極意を90分、ロープレも交えてみっちり伝授してもらいました。
利用者は、様々なプレゼンのテクニックやノウハウを学び、ロープレで即興プレゼンを行い、体感しながら学びました。この学びと気付きが、1ヶ月後の中間報告会のチーム発表プレゼンに活かされます。
小川先生のユーモアで笑いが起こる中でも、真剣に聞き入ってメモを熱心に取る姿も見受けられました。
4. 第1回「哲学カフェ」開催!
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◆ 9月21日(水)「哲学カフェ」開催!テーマ「疑う」とは?
哲学カフェは、アカデミーハウス主催の一般公開講座として、毎年、年4回開催しています。令和5年度第一回目となる哲学カフェを、KDDI維新ホール会議室201で開催しました。昨年までは、コロナ感染症対策で参加人数の制限をしていましたが、今期は人数制限もなくして、基本的な感染症対策は行いながらも、できるだけ多くの方に、哲学カフェ参加してもらうようにしました。
当日のテーマ「疑う」とは?
多くの哲学ファン、小川先生ファンが集まって、ファシリテーターである小川先生からの問いに対して、自由に意見を言い、対話を重ねることで、哲学的思考が参加者同士に浸透していきました。
あっという間の90分で、参加者からは、「とても深い思考ができた」「日常を疑うことでリセットできた」「まだまだ発言したかった」というコメントを頂きました。
第二回哲学カフェは12月1日(金)に開催予定。次回テーマは「みんな」とは?です。
現在、参加申込み受付中ですので、ご興味ある方は、哲学的思考を体感してみてください。きっと日常では得られない、思考の深化を感じ、新たな気づきが得られると思います。
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5.イベント告知
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◆11月5日チームまぐ主催による「まぐカフェ+」を開催。参加者募集中!
3期生によるPBL活動の一環として、チームまぐのテーマである「つながり」について、地域の皆さまとの対話を通じて、一緒に考えを深めるイベントを行います。当日はワールドカフェ方式で、少人数で自由に話しができるように開催する予定です。
ぜひ、社会の中で、地域の中で、様々な人と人のつながりについて、みんなで考えてみよう。という企画です。つながりと通じて、人とまちを元気にすることに、興味がある方は、ぜひ、ご参加をお待ちしております。
≪利用者の感想≫
1. 9月の感想・気づき
常識だと思っているものに、問いを立てて答えを出すのは難しいと感じていた時に、SCSで日高さんから「自分に対して問いを立てる」という言葉を聞いて、重要性に気づきました。アカデミーハウスでのグループワークや、日常生活においても、常に「問いを立てる」という行為を実践せていこうと思います。
SCSから仕事やサービスは、人や社会が求める形にデザインすることができるという可能性に気づかせていただいた。仕事は「こうして欲しい」と求める人がいて、その対価としての感謝等をお金という形で受け取っているに過ぎない。目の前の人は「何のために」それを求めているのか、社会全体の構造から「なぜ」それが求められているのか、そういったことに答えていけるような仕事をしていきたいと思った。
SCSの3人の方のお話しをお聞きして、圧倒的憧れでした。若くして自分の道を切り開いておられる3人のお話は、どんな本よりも生きた言葉で語り尽くされ、刺激を受けまくった時間となりました。
ある人は、死生観をもって自分の人生としっかり向き合っておられたこと、ある人は、自分の生涯の仕事という一本の柱を大事にされながらも、時代や社会の変化に柔軟に対応しながら働き方、生き方、住まい方を独自の視点で確立しておられたのが印象的でした。
プレゼン講座はとても勉強になりました。この講座が終わってから、小川先生がご紹介されている本を購読し、復習しています。
・キーワードを最初、中盤、最後で3回はいう
・声の大きさは3倍大きく、スピードは3倍遅く
・つかみを意識してストーリーを立てる
この3つは特に意識をするようになりました。
PBL活動は、今一度、自分たちが3月末に抱きたいイメージを共有しました。その理想に向けて、今何をすべきか残り半年をどう過ごすのか、グループ活動に各個人がどう臨むのかを整理しました。
また、他のグループのPBL活動に積極的に参加し、人数が少ないグループのフォローや、他の視点を積極的に取り込むという良い雰囲気が醸成されていることも良かったです。
9月は、暗中模索だったが、中間報告会、PBLで行う企画実施にむけて、チームメンバーとぶつかりながらも、自己成長できたように感じることができた。中間報告会に向けて「ふりかえる月」とし、これまでの歩みを振り返り後半に活かせるようにしたい。
シェアハウスに一緒に住んでいることで、他の人の動きも自然と目に入るようになり、色んな刺激や、アイディアに多く触れることができます。
各チームの議論の内容等が、ホワイトボードに、様々な形態で埋め尽くされているのを見て、とても面白いなと感じています。
1.アカデミーハウスについて
「自律」「実践」「時間の共有」をテーマに掲げ、予測できない事柄や未来の社会情勢に立ち向かえる次世代のリーダーを育むための共同生活空間です。共に暮らし、共に学び、共に成長する、PBL活動や地域貢献活動等を行う中で、ここでしかできない経験、自己研鑽を目指します。
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2. P.C.T プログラムについて
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地域の次世代リーダーが住まう、居住型キャリア開発型シェアハウスです。「自律」「実践」「時間の共有」をテーマに掲げ、予測できない事柄や未来の社会情勢に立ち向かえる次世代のリーダーを育むための共同生活空間です。共に暮らし、共に学び、共に成長する、PBL活動や地域貢献活動等を行う中で、ここでしかできない経験、自己研鑽を目指します。
≪SNSのご紹介≫
3期生インスタグラム
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アカデミーハウスYouTubeチャンネルスタート
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アカデミーハウス3期生によるYouTubeチャンネルがスタートしました!
アカデミーハウスをより深く知っていただくため、リアルな情報をたくさん発信していきますので、よろしくお願いいたします!
アカデミーハウス資料請求・見学・体験会開催中
アカデミーハウスにご興味がある方は、いつでも見学や、体験ができますので、以下をサイトをご覧ください。↓↓↓
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