いよいよ上司のIさんに4月に頂きました本のレビュー4発目ですよ。5冊のうち、残りの1冊はレビューはしない予定なのでこれでラストですな。Iさんからは「面接前に1冊1時間、ざざぁーって読むだけでいいから!」と言われたけど、思いの外1冊目の孫正義の本が面白かったせいでじっくり、丁寧に読みすぎましたよ、私(笑)
さて、この本はストーリー立てて説明していくって形式というより、どちらかというとMBAで学ぶ項目をジャンル分けして1つずつ説明しているものなんだけど、『基本的な事柄を身につけ、実行している人間が、高いパフォーマンスを上げている』(P2)の言葉のとおり、書いてある一つ一つは非常にロジカルでベーシック。いきなり全部は無理でも、まずは全体理解をして、できるところから着実に実践していこうかなって思わせてくれる本でした。いってみましょう。
第1章:マインドセット
『巨人の肩に乗る』は僕の尊敬する昔の上司、O部長に言われた『TTP(=徹底的にパクる)』と本質は一緒だなぁ。O部長、、、ニュートンだわ。
第2章:情報収集・データ分析
問題解決の手順については、今のK部長に少し前に言われた「現状把握が一番大事なんだよ」って言葉に凄く共通していると感じた。僕らってすぐ解決策考えたがるけど、本来あるべき姿を明確にするからこそ、問題の本質(What)がわかり、そこで初めて解決策が見えてくるんだよなぁ。これ、当たり前の話なんだけど、当たり前の話じゃないんだよ。
第3章:意思決定
『パーキンソンの凡俗法則』、わかるわぁぁぁぁ!!てか、僕がよくやっちゃうのよ、めちゃ反省!笑
昔Iさんに「会議に『出席する』(その場にいるだけ)と『参加する』(能動的に聞き意見を言う)のは違う」って言われたことがあって、それ以来凄く意識しているんだけど、いかんせん僕は頭が弱いので空回りしてくだらない意見や場違いな質問ばっかりしちゃうのよね。
第4章:伝える
PREPの話し方、僕はとても心地いいんだけど、結論が望ましくない場合は確かにいきなり結論持ってくると感じ悪くなるわな。使い分けよう。
第5章:PDCAを回す
『スケジュールに遊び』のところ、これびっくりするぐらい、Iさんがやっているのよ、これ。スケジュールのところに『考える時間』とか書いてあって確保しているの。そういうことか!
第6章:やり抜く
他者へのエネルギーの与え方を読んでいて、『ビジョナリーカンパニー2』の『窓と鏡』の話を思い出した。また読みたいなぁ。
第7章:仕組み化
第8章:人に任せる
この章、大好きですよ。『エンパワメント』になるように、仕事は丸投げするのではなくそのあとのフォローが大切よね。
そして『まずは与える』って、これ丸々『利他の心』やないか!稲盛さんの『生き方』も読みたくなってきた笑
第9章:アイデアを生み、ビジネスを作る
第10章:学び続ける
優秀な人とかその時気になった人をとにかく観察したり、本当の姿を見極めたりとかってことは結構無意識にしている気がする。だから、少し前に上司だったHさん(現H部長)も今の上司のIさんも、最初は単に『すげぇ人』って感じだったけど、その陰ながらの努力をし続ける姿勢だったり会社や仕事に対する考え方だったりっていう本質に触れるきっかけに繋がり、強く興味を持って尊敬するに至った。今後もそれはし続けたい。
はい、というわけでいい本でしたよ、この本も。読みながら、いろんなほかの本のことや過去の上司とのやり取りとかも思い出したりして刺激的だった。中でも『パーキンソンの凡俗法則』は、、、反省しきりですよ、はい。今後は会議を有益にするための本とか、あとアイディアの発想法の本とかを読んでいきたいなぁ。まだまだ勉強じゃ。