【名言】立派な人なんかにならなくていいの。どうか…
「……少し話が難しいか。あのね、立派な人なんかにならなくていいの。どうか、感じのいい人になってください。」
by金八先生(ドラマ 『3年B組金八先生』第4シリーズ最終回より)
学園ドラマはよく見てきたけど、金八先生が殊更好きだったわけではない。小学6年かなんかの時、当時やってたシリーズ(ジャニーズの風間くん演じる兼末が大暴れなやツ)を暗記したシーンを休み時間に一人で何役もやって披露してた黒歴史もあるけど、とはいえど先生が主役の学園ドラマなら『女王の教室』とか『ドラゴン桜』とか『3年A組』とか『ごくせん』とか『鈴木先生』の方が好きだ。でも、この間仕事終わりにふと思い出してしまったのは、シリーズ全話を見たかすら怪しい当シリーズのこのセリフ。金八先生の最終回の生徒へのメッセージって、結構アドリブも多いらしいよね。だとすりゃハンパないよ、武田鉄矢さん。僕は死にましぇん!
考えれば考えるほど、世の中は結局シンプルだったりする。どんな人になりたいかと言われれば『感じのいい人』だし、白玉にどんな子になってほしいかと問われても『感じのいい人』だし、この間気持ちよく買い物をさせてくれた店員さんも『感じのいい人』だった。僕も他人も結局平均的には単純で感覚的だから、突出したものがなければ結局『感じのいい』ものに片寄っていくのは必然だろう。
仕事してて最近、変にカッコつけて勝手に疲れて頭でっかちになってる気がする。でも常に、周りにきちんと感謝して、悪いことをしたときは頭を下げられる、『感じのいい人』でいよう。それでいいに決まってる。