鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.52〜ルヴァンカップとACLの敗退。揺らぎ始めた強者のスタイル。
2021年9月、JリーグYBCルヴァンカップのプライムステージ・準々決勝。相手は浦和レッズです。
試合は第1戦が1-1、第2戦が3-3。土壇場の失点で追いつかれ、アウェイゴールルールにより敗退となりました。
ACLを含めた4冠を掲げていたシーズンでしたが、まずルヴァンカップを失ったことになります。チームにはとっては大きなショックがありました。
試合後のオンライン会見に現れた指揮官に悲壮感はなかったです。むしろ、あれだけ苦しかった台所事情でも進むべきことが明確になったようにも見えました。次のパワーにしたいと述べています。
「負けてはいないですが、進めなかった。このことを自分たちの力に変えていく必要があります。これはJリーグ、ACL、天皇杯も含めて反映していきたい。選手は最後の連戦ということで、力を振り絞ってやろうというところで頑張ってくれました。成長という部分ではもっとマネジメントしなくてはいけなかった。そこは自分の仕事でもありますし、選手と一緒に積み上げていきたいなと思います」
この2試合で感じたことがあります。
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