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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.20〜新星・田中碧の躍動。2トップを軸にした〔4-4-2〕システムを模索した序盤のジレンマ。

 ACLとリーグ戦を並行する序盤、鬼木監督はメンバーを入れ替えながらチームを編成していきます。この時期の変更点は、おもに前線のユニットの構成でした。

 ACLでベンチだったレアンドロ・ダミアンと知念慶の2トップにして、連戦が続いていた小林悠と中村憲剛を温存。左サイドハーフも、長谷川竜也ではなく登里享平を起用しています。

 攻撃面で言えば、この横浜F・マリノス戦ではダミアンと知念慶、続くACLのシドニーFC戦ではダミアンと小林悠と、ダミアンを軸にしたツートップにした4-4-2を模索していくようになっていた時期だと言えます

 そんな中、中盤に新星が現れます。

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