鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.55〜ホーム年間無敗を達成。得点王L.ダミアンがMVP受賞。そして逃した天皇杯連覇。
今回は2021年のリーグ連覇後の後日談を。
第35節のサガン鳥栖戦から。
優勝直後の一戦でした。通常、アウェイ側のスタメン発表というのは淡々と読み上げるだけなのですが、フロンターレのスタメン発表の前に優勝を讃えるアナウンスがあり、選手紹介でも一人一人に拍手が起きていました。スタジアムDJの方がしっかりと盛り上げてくれますし、ホーム側のサポーターも立ち上がって拍手してくれました。鳥栖のサポーターは、去年の中村憲剛の引退に対しても、非常に大きな拍手で称えてくれました。このスタジアムはいつも温かさがありますね。
そしてキックオフ前には、ガードオブオナーを行なってくれました。ここまで盛大にやってくれるクラブもそういないのではないか、ぐらいの花道と大きな拍手だった。本当に素晴らしい。感謝しかないですね。
鳥栖のキャプテンのエドゥアルドは、2018年まで川崎フロンターレに在籍していたセンターバックです。顔なじみの車屋紳太郎や小林悠、大島僚太が通る際にはグータッチで祝福してた。その流れなのかわからないけど、同じブラジル人の馴染みなのか、マルシーニョもエドゥーにグッタッチしてた。おそらく初対面だと思うのだけど、ほっこりしました。
川崎フロンターレもいつか連覇も途切れるだろうと思う。優勝チームを等々力で迎え入れることもあるだろうと思います、その時は全力で祝福したいと思うような鳥栖の粋なはからいでした。なお試合は・・・・。
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