肉に対する農家の選び方・調べ方(個体識別番号 10桁とは?)
どうも、石原牛の石原です。
記事を書き始めて10日ほどが経ちました。
読んでいただいているみなさんに感謝です。
最初にブランド牛について書きました。
この記事で、「農家によって味が違う、農家を調べるべき」的なことを主張しました。
今日はその調べ方をご紹介します。
●個体識別番号の調べ方
牛トレーサビリティ法というものが存在します。
これは牛一頭一頭に10桁の個体番号が振り分けられ管理されています。
要因はBSEです。
人間もマイナンバーがありますが、牛は人間よりも早く2003年6月~全頭に施行されています。
牛の耳に注目してもらうと、黄色い耳飾りが付いていますが、ここに書いてある10桁の番号がその個体の管理番号となります。(「耳標」と呼びます)
これがない個体(日本で飼育されている全ての種類の牛)は日本に存在しません。
登録していなければ、流通ができませんし、仮に間違って別の個体に別のものをつけてしまうと、これは法律違反となり、その農家には罰則が科されます。
そのくらい厳しく管理されているので、かなり細かく追うことができますし、安全です。
人間と同じで、番号がわかれば戸籍謄本を見られる、というイメージです。
では調べ方です。
スパーなどですと、ラベルに記載されています。
この番号を下記のサイトに飛んで 同意をクリックしてから番号を入力する。
これで終わりです。
あとは見方ですね。
入力後はこんな画面が出てきます。
・出生年月日
・性別
・品種
・所有者の名前・住所
・農場移動歴
・屠畜年月日
これで農家を探し出すことができます。
重要なのは屠畜の前ですね。
ここが肥育した農家になるので、お肉の味はこの農家に左右されます。
ただ、はっきり言って、スーパーで同じ農家を見つけることは困難を極めます。
お肉屋さんでも難しいでしょう。
だから私は個人ブランドをおすすめします。