受賞肉は美味しいの?(和牛オリンピック)
どうも、石原牛の石原です。
去年、地元鹿児島で「和牛オリンピック」が開催されていました。
知ってました?
和牛にオリンピックがあるんですよ。
オリンピックと銘打っていますが、対象は日本国内です。
都道府県で勝敗を争います。(国体みたいなものですね)
和牛オリンピックのみならず、様々なコンテストが定期的に行わているんですが、これはあまり知られていないですよね。
では、その基準と果たしてそのお肉は美味しいのか?
ご説明します。
◎解説
結論から申し上げると、それは「食べてみないと分かりません」
優勝したからと言って、それが美味しいのかは食べてみないと分からないのが本音です。
主なコンテストの内容は、肉の美しさを評価します。
分かりやすく言うと、いかに均等にサシが細かく入っているか、です。
他にも各部分の大きさ、張りなど様々な要素が盛り込まれ、最終的な総合判定で勝敗を決します。
これは芸術と同じ目線で評価します。
どれだけ美しい肉を造れたのか、ココなんです。
だから優勝と味は全く関係ないのです。
去年の和牛オリンピックから、オレイン酸の数値で勝敗を決する部門ができましたが、
これはあくまで健康的な脂なのかどうかだけの判定基準に過ぎません。
味には関係ないのです。
私の記事では耳タコの話ですが、
農家で味は変わります。
だから個人ブランド牛が探しやすいんです。