はじめまして。
石器愛好家と申します。
生まれは岐阜県の飛騨地方です。小さな頃から縄文時代や旧石器時代、とりわけ石器という道具に魅せられて奈良の大学で旧石器考古学を選考しました。紆余曲折あって、今は介護の仕事に就いています。
大学を卒業してからは、一度夢見た考古学の分野での就職を諦めたこともあって、苦い過去の思い出として考古学から距離を置いた日々が続きました。
大学卒業から10年以上経ったある時、長野県の八ヶ岳の麓、旧石器時代の矢出川遺跡を旅行で訪れる機会がありました。資料館で久しぶりの石器を目にして、その後遺跡に訪れた時(遺跡と言っても畑に標識があるだけなんですが)、子供の頃畑の土の中から小さな石器を見つけてワクワクしたその気持ちや、空気感が一気に蘇りました。
↑ 矢出川遺跡から八ヶ岳を望む
あの頃は、ただただ「好き」って気持ちだけで野山を駆け巡ったり、眠れないくらいワクワクしてたなって思い出しました。そして、あの頃の気持ちにもう一度帰れるかも知れないと思いました。
それ以降、旅行や実家の岐阜に帰った時は遺跡を巡るようになりました。ここでは、旅先で出会った石器をはじめとする考古資料や、旅の記録、その他諸々の趣味のことを記していきます。