「みんな幸せ」は実現可能なのだろうか
世界中の「みんな」が
「幸せとは自分の思い通りになること」だと、
自然に思っているものです。
別にそう思うことは悪いことではありません。
どう生きようと、犯罪以外は、人は自由ですから。
「私の勝手」でも「ほっといて」でも、
問題は無い訳です。
自分自身の日ごろの生活の一つ一つを振り返ってみると
意識していないときは特に
「確かにそうだな」
と、自覚できるのではないでしょうか?
自分の思い通りになることまでは思っていなくても、
「自分の心を悩ませることが無い状態」
ということかもしれませんよね。
世の中にはおもしろい調査結果があって、
多くの人は、
いろいろな「幸せのかたち」があるけれども、
「人間関係が良好なこと」が、
「幸せの基本」なのだと思っているのだとか。
「世界」の最小単位は二人からですけど、
その関係が良好なら幸せだということですね。
確かに、自分の目標が実現したとしても、
「世界のみんな」と、心から分かち合える関係性が希薄なら
幸福度は上がらないものです。
布教師として日ごろ、
「分かり合えない」
というような関係性の悩みを聞いていると、
「自分の思い通りにしたい」という我欲が潜在的にあることで、
どんな方法を持ってしても
「良好な関係にはなれないよねぇ」
と思うのですよ。
「世界のみんなが幸せ」って、
言葉で言うのは簡単でも
現実では、無理ということになるのかなぁって
私は思っているのですよ、今のままではね。
あなたはどう思いますか?
人生は芸術である、楽しかるべきである。
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