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幸せに生きるために大切なこと

心理学の本に「きこりの話」という例話がありました。

たくさんの木を切り倒す日々で、なかなかスッと切り倒せないこともあり、心も体も疲弊している訳です。

そんな大変な状況で悩んでいた時に、通りがかった人が

「斧(おの)を砥(と)げば良いのでは?」と、親切に教えてあげたのです。

きこりは「そんなことは分かっているよ。でも切り倒さないといけない木がいっぱいで、そんな時間が無い」と聞く耳を持たず、

やはり今までと同じことを繰り返した、という内容のお話でした。

根本的なというか、基本的なことを大切にせずに、目の前のことにとらわれてしまい、頑張っている割には報われないことになっていく。

大切なことを教えてくれるお話です。

読めば「そうだ」と思うのですけど、日ごろ、そういう感じで生きていることが多いかもしれませんね。

一生懸命なんですけど報われないなんて、もったいないです。

幸せに生きるには何が大切なのでしょう。

心の土台?かもしれません。

心の土台がぐらぐら(我欲・自分中心的思考)では、心も体も疲弊する生き方になっていくだろうし、周囲にもたれかからざるを得ない「依存的生き方」にも陥りがちになるものです。

心の土台とは?

「世のため人のためにお役に立ちたい」という、捧げる心だと思うのです。

幸せに生きるための大切な心の土台は、

日ごろの些細な「今」を、心を込め心を行き届かせて関わる幸福感で積み重ねていくことで、しっかりとしたものになっていきます。

毎日の生活は、大変なこともいっぱいです。

でも、心の土台がしっかりしていれば大丈夫。

どんなに大変な毎日でも、忘れないようにしたいですね。

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