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おとなこども?

メンバーさんの中に「学校の先生」がおられて、

今の学校の状況などをお聞きすることがあります。

最近は、学校の先生になりたいと思う大学生が減っているそうですね。

昔はどうだったのかなぁなんて思うのですよ。

発達障害のお子さんが増えているとか。

なんでだろう、とかですね。

我が子が学校でお世話になっていたのが遠い過去になっている私には、

とっても新鮮な情報で、ありがたいなぁと思いながら伺っています。

過去、コロナ禍でリモート授業という予想もしていなかったこともあってなのか、

「学校はいらないのではないか?」

なんていうことも話題に上がるようになりました。

自宅でパソコンで学習するとでも言うのでしょうか?

便利になると、いろいろ考え方も変わっていくのですね。

改めて学校に行く意義を自分なりに考える機会になったのです。

若い世代が学校に行く意義とは?

「枠の中での自由」という感性を磨くこと。

これに尽きるのではないかなぁと個人的に思います。

心が柔らかな若い時期に、その感性を身に付けることは、

幸せに生きるために本当に大切なことです。

幸せな生き方って、

どんな場面でも「枠」という世界の中で生かされていることを忘れずに、

「枠」に心を広げて思う存分自由に芸術していくことだと思うのです。

この感性が淡いまま社会に出ると、

体はおとなだけど、心は子供のままでいて、

自他ともに悩むことが多くなってしまい、

幸せな生き方が難しくなると思うのです。

「枠の中での自由」という感性を磨くこと。

その感性を私は

「宗教的情操」と言っています。

「生かされて生きている」という感じだからです。

これって

人として幸せに生きる必要不可欠な情操です。

残念ながら、おとなの私たちは学校のような「枠」が無いかもしれません。

なのでせめて

「家族」や「夫婦」くらいはいつも意識して、

その体験を積み重ねて磨いていきたいですね。

その誠で

幸せな生き方が自然にできるように成長していきますから。               

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