営業職も、デザイナーも、カメラマンも、編集者も、ディレクターも、イラストレーターも、フォトグラファーも、ライターも、
クリエイティブに関わる仕事をしている人すべては、企画力が無ければ、この先の未来、戦っていけない。
どんなに細かい末端の仕事でも、
企画力が無ければ、企画力のある人たちに仕事を奪われてしまう。
職人として、その作業だけを極めればいいという時代は終わったのだ。
テクノロジーという存在が作業自体を価値がないものにしてしまう。 
企画力というのは、何も特別な技術は必要ないと思っている。
企画力というのはとても抽象的で、どうやって身につけたらいいかよくわからないと思う。
あえて言葉にすると、
企画力とは、「周りがやらない面倒くさいことをやる力」だと私は思う。
ただ妄想や当てずっぽうで、企画を考えても、
その企画に責任を持って、やり切らなければ、それは企画力ではない。
企画というのはつまり、面倒くさいのだ。
ただ言われたことをやるだけが、一番楽だ。
企画というのは、言われたこと以上のことを考え、こうしたらどうですか?こうしたらもっと良くなりますよ?と提案し、実現することを言う。
企画力のあるデザイナーは、写真や動画にも詳しい。
企画力のあるカメラマンは、編集や音楽にも詳しい。
どんなクリエイティブも、様々なメディアとの相乗効果で成り立っている。
つまり、様々な角度で一つ一つのクリエイティブを客観視しないと、的確にニーズを捉えたアウトプットが実現できないのだ。
今後メディアミックスが加速してくる未来において、
より様々な知識やノウハウをマルチに身につけたクリエイターが勝つ。
新しいことを身につけるのは、
とても面倒くさく、勇気がいるもの。
だから、企画力とは、面倒くさいことをやる力。

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