ヨハネの黙示録<最後の審判>
都市伝説界隈でも有名な
「ヨハネの黙示録」について、
順次ざっくりと解説していきます。
<ざっくり解説>
・プロローグ
・前半解説
・後半解説 👈 今回はココ
・エピローグ
最後のラッパ
前回までに、
7人の天使が順にラッパを吹いていきました。
すると次々に厄災が起こり、地上は破滅へと向かいます。
そして、いよいよ7つ目のラッパです。
最後のラッパが吹かれるその前に、
場面転換<地上の様相>
一方その頃、天上では・・・
<大天使ミカエル>VS<サタン>
こんな戦いが勃発していました。
この戦いに敗れたサタンは天に居場所を無くし
地上に落下してきました。
全人類を惑わす者は、
すべて地上に投げ落とされたのです。
ラッパの災いにより大変な事態に陥っている地上は
サタンを始め、悪魔崇拝や偶像礼拝が加速し
大混乱に拍車がかかります。
その時、サタンが人々の額に獣の刻印をつけますが
この刻印が悪魔の数字と言われる『666』なのです。
そして、<ベヘモット>と<レビヤタン>といった
怪獣が出現し、地上は地獄絵図と化すのでした。
場面転換<最後のラッパ>
最後のラッパに場面を戻します。
最後のラッパが吹かれると、
天の神殿が開き、契約の箱が現れました。
怒りの頂点に達している神は、
7人の天使に7つの鉢を授けるのです。
最後の7つの災い
7人の天使は7つの鉢を順に地上に注ぐ。
①獣の刻印を持つ人に悪性の腫れ物ができる。
②海は血のように染まり、生物はすべて息絶える。
③川の水が血のように染まる。
④太陽の激しい熱で人が焼かれ、神を冒瀆した。
⑤獣が支配する国は闇で覆われ、人々は苦しみ、
自らの舌をかんだ。そして神を冒瀆した。
⑥3匹の悪魔が、神に敵対する地上の王を
最終決戦地<ハルマゲドン>に集結させる。
⑦「事は成就した」という大声が聞こえた。
人類は未だかつてない大地震に見舞われ、
島が逃げ去り、山々が消え失せた。
そして、地上の王を支配する<大淫婦>が裁かれ
<バビロン>が滅亡するのである。
<大淫婦>
堕落しきった女として暗喩されるが
古代ローマを示すとも言われる。
こうしてついに、
悪の終焉の時が訪れるのである。
千年王国 ~この世の終末~
神の怒りが降り注がれて後
地上には<千年王国>の時代がやってきます。
一人の天使が天から下ってきて、
サタンを陰府(いんぷ)に幽閉して
千年間にわたり君臨するのです。
サタンが除かれた地上は、
迷いや不安がない幸福な時代であり、
この時代に殉教したすべての人々が
復活するとされています。
千年王国の終わり
この王国は永遠には続きません。
お察しのとおり、千年で終わるからです。
その理由として
千年後、幽閉されていたサタンが再び現れます。
そして、<ゴグ><マゴグ>という諸国の民を
惑わして、神と戦わせようとするのです。
しかし、やはりソコは最強の神。
天から火を下らせ、サタンらは完全に滅びます。
コレがいわゆる<この世の終末>なのです。
最後の審判
この世の終末を迎えると
すべての死者が復活して最後の審判が始まります。
天国に行く者と、地獄に落ちる者が
振り分けられるのです。
天国に行く者とはどのような人か?
それは<命の書>に記されている者です。
神は我々のこれまでの行いを全て知っていて
一人ひとり行動に基づいて裁きを下されます。
そして、天の国の住人として選ばれた人は
降臨する神の王国<聖なる都エルサレム>で
永遠の時を過ごすことになるのです。
うーん、是が非でも天の国に入りたいですね。
じゃなければ、地獄に投げ込まれるわけですから。
では、天の国に入るにはどうしたらいい?
<最後の審判>をパスする方法の考察
・唯一の神を信じること
・天地創造の神を信じること
・神を愛すること
・隣人を愛すること
・律法をよく理解して実践すること
…等々
聖書を通じて学べることは無限にありますが
本当に大切だとされていることというのは、
結局のところ上にあげたような内容です。
<信仰>に関わる部分は、その人それぞれで
持っている性質や大きさが異なりますので、
良し悪しといった判断は難しいです。
ただ、そんな中でも確実にできることはあります。
それは、隣人を愛すること、律法の実践です。
具体的に以下のような内容があげれられます。
今できること
・人を憎まず仲良くできるよう努める
・両親を敬う
・人を殺めない
・盗まない
・偽証しない
・淫らな性行為で人を傷つけない
・人のものを欲しない
どうでしょうか?
結構できそうじゃありませんか?
結構できそうだし、
出来た方が当たり前に良い感じがしませんか?
#当たり前体操
結果を残しているメディアの有名な方々も
人格者が非常に多いです。
上にあげたような内容が無意識の内に
できてしまっているのだと思います。
私は、できていないことがあります。
3つはできていないかなと。(結構あった)
でも、この瞬間できていないことがあっても
我々には正していける力が与えられていますね。
※きっかけも、今この瞬間に与えられた
神の国に入るため、というコトではなく
当たり前にできた方が良いことを
努力していきましょうということです。
それが、結果として聖書の教えや
神の国に繋がったら良いなと思います。
本書を最後までご覧いただき
ありがとうございました🌈
あなたのためになる記事をお届けできるよう
日々成長していきたいと思っています。
これからも、ご覧いただけたら嬉しいです🤣
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