仕事は楽しくやったほうがいい

「仕事はつまらない」「生活出来るお金があれば今すぐにでも辞めたい」
こんな言葉をこれまで働いてきて多く聞いてきたように感じます。
世の若い人の中でFIREという早期退職をして、そのあとは投資などをしながらまったり暮らしたい。そういう言葉が流行っているというのを聞きました
まあ、確かにやりたくもない仕事をやって、失敗をしたら怒られ、別に成功しても褒めてくれるのは会社内だけで、一般人が直接ありがとうなんて言ってくれる機会なんてそうそうありません。一度、工場で3か月派遣のバイトをやったことがありますが、工場で毎日同じ作業を繰り返し、古株の人が
「このシステムはだめだ」「あいつは全然仕事をしない」などそんなことでピーピー言っていることがありました。そんなに大したことじゃないのになー、というのは当時思っていました。
消防の時、ある先輩がこんなことを言っていました。

「職場がディズニーみたいなエンターテインメントに    満ち溢れてたらつまらない訓練も絶対楽しくなるよな!!」

その先輩はどうやったら仕事が楽しくなるか、そして同時に仕事のスキルも上達するのか、常に考えているような人でした。今思えば変な人だよなって思います笑 ただ、その人の考えが常に頭の片隅にあります。
確かにそうなったら仕事も楽しいよなって思います。
そこでプラスアルファで考えてみたんです。

人生において働く時間というのはどれぐらいを占めているのか。

完全週休二日制で祝日休みあり、年間20日間の有休を取れるとして、睡眠時間は8時間、60歳で定年退職。80歳で亡くなってしまったときを例にして考えてみましょう。
土日休みと祝日を合わせると年間120日休みぐらいで、有休を足すと140日。つまり225日は働いていることになります。
出勤が225日×8時間勤務=1800時間(年間の労働時間)
起きている時間が16時間(睡眠時間が8時間)×365日=5840時間(1年間の起きてる時間)
そして大卒で定年の60歳まで働くと38年間 1800×38年間=68400時間(定年までに働く時間) 80歳まで生きると5840×58年間=338720時間(死ぬまでの起きている時間) 計算すると、68400時間÷338720時間=約20%(0.2ぐらい)
つまり、仕事をつまらないと思っている人は、

2割の時間はつまらないなーと思いながら生活をしないといけないわけです。

それってすごく寂しいことなんじゃないかって思うんです。まあ、仕事がずっとつまらないというのはそうそうないと思います。時には、みんなで一つのことを成し遂げたり、会社で忘年会をしたり、同僚と上司の愚痴を言いながら飲んだり。なので、自分の考えが絶対に正しいと思っているわけではありません。
別にどんな仕事をしていたっていいんです。自分が毎日、活力を持って仕事に臨めていればそれで十分だと思います
そのために、楽しくなるにはどうすればいいんだろう。これを考えることが大切なんじゃないかなと思います。今と違うことをしようとするのは決して楽なことではないです、だから小さなことからでいいんです。昨日よりちょっとでも大きな声で挨拶してみようとか、いつもより字を綺麗に書いてみよう、その小さな変化が目の前の仕事・仲間に良い影響を及ぼすんじゃないかと思います。その変化を見ている人は見てくれています。昨日と同じことをするなんてもったいない。良くも悪くもやり方を変えてみると色んな事が見えるのでそれはそれで楽しんじゃないかなーと思います。
人はみんな、小さいころ何かしら夢があったと思います。でも、大人になると自分の力が分かり、相応の進路に進み、自分の昔の夢を叶えている人を見て「すごいなー」「いっぱい努力したんだろうなー」、そして自分の今の立ち位置に落胆します。自分自身ずっと野球でご飯を食べていきたいと思っていました。到底無理でした。でも、落胆する必要はないです。
今やってることで幸せになればいいだけなので。全員がやりたいことで生きていく?そんなの無理です。夢に向かって努力できるのも才能の一部です。
であれば、目の前の生活をちょっとずつでも良くするほうがいいんじゃないかと思います。

過去は変えられませんが、未来は変えられる。

昨日の自分より今日の自分が1mmでも成長できればいい。
そう考えれば、仕事というつまらないものも楽しくなるんじゃないかなと思います。

せっかくの人生8割楽しむんじゃなくて10割楽しまないと

もしよければインスタも見てくれると嬉しいです。
では、また来週。👋
千葉県内の大学に通う元消防士の22歳。
教育について勉強中。
家電バイトを週5で入ってます。



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