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野球ノートを綴った日々

久しぶりの土曜日休み。実家に寄り、自分の荷物を少し整理しようと押し入れから色々引っ張りだしてみた。すると、A4のノートが計20冊。それぞれ表裏に目標のような文字が書いてあり、中には特徴のある形式で文章が綴られていた。
そう、僕が高校で野球部に所属していた際に毎日書いていた野球ノートであった。
「自分の言葉を表現するのが上手だね」そんなことを高校卒業してからよく言われていた。それは、お世辞ではなく、組織を代表する広報の一部に自身の文章が掲載されることもあったので客観的事実だと思う。
この書く力をつけてくれた存在は間違いなく野球ノートの存在であった。
高校時代、A4ノート 1ページを毎日書いていた。当時は、めんどくさいなと思いつつ、その日感じたことや先生が言っていた良いことなんかをまとめて書いていた。それを今見返すと、良いこと書いてあるなーと思う部分もあれば、もう少し掘り下げた方が良いだろうなと思う文章もあった。
野球ノートリーダーみたいな役職を任されており、毎朝同学年の部員から野球ノートを回収し、顧問の教室に持っていっていた。そこであーでもない、こーでもない、時に他の奴のノートの内容が薄いのはお前のせいだなんて理不尽に怒られていたことを思い出す。
今の私が、自身のノートを見る側の立場だった場合、どのような言葉をかけるだろうか。少なからずマイナスな言葉は書かないよう心掛けるだろう。先日、他のNOTEの記事で見た「けなすのではなく褒める」この視点を大事にしたいと思う。
久しぶりの土曜休みは大変充実していて、休むことの大切さを改めて感じた。

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