台湾ドラマ「次の被害者」(誰是被害者第二季) シーズン2
主演:ジョセフ・チャン(張孝全)、ティファニー・シュー(許瑋甯)、ワン・シーシェン(王識賢)、ターシー・スー(蘇慧倫)、ディーン・フジオカ、ムーン・リー(李沐)、テレンス・ラウ(劉俊謙)
2024年 全8話(1話約60分)
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★
(写真=Netflix公式サイトより)
待ちに待った阿靛も主演のシーズン2!
実はここのところずっとネトフリを開いていなくて、ニュースとかでも気が付かなくて、ドラマ仲間のnoterさんからコメントで教えていただき、急遽視聴!
観始めてからなんと❣️テレンス・ラウも出演しているのを知り、もうテンション爆上がり❣️❣️
15年前の事件の真相とは
ジョセフ・チャン演じるファン・イーレン(方毅任)はアスペルガー症候群の元鑑識官。ティファニー・シュー演じる記者のシュー・ハイイン(徐海茵)と、ムーン・リー演じる娘のジャン・シャオモン(江晓孟)と新しい生活を始めていた。
しかし、恩師であった捜査官リン・チンルイが亡くなり、阿靛演じる検察官のチャン・ゲェンハウ(張耿浩)は、リン・チンルイとイーレンが担当した15年前の事件を再捜査することにする。
そんな矢先、イーレンは立体駐車場の屋上に呼び出され、そこから落とされた女性の殺人容疑者にされてしまう。その女性は15年間の事件で亡くなった少女の母親。
そこからイーレンは、次々起こる殺人事件の容疑者にされてしまうのであった。
シーズン1より事件はわかりやすかった
シーズン2ではあるものの、数人キャストが変わり、事件も全く異なるものであり、純粋な続き物ではない本作。
個人的にはシーズン1は、あまり気に入らなかったので、事件内容的には本作にもあまり期待していなかったのであるが、いい意味で期待を裏切られた。
本作の事件は、15年前の若者たちのの自殺事件に関連しているということで、より具体的な背景とモチベーションがあると言え、犯人像にも納得。前作の被害者たちの死に方も悲惨で残酷だったが、今回の被害者たちも負けていない。臓器摘出という、これまた目を覆ってしまうシーンが毎エピソード続くので、そういうのが苦手な方は覚悟の上で視聴しなければならない。
キャストと音楽も納得の人選!
なんか毎回、他の台湾ドラマの記事からコピペしてるんじゃないかと思われそうだが、本作もキャストがいい!
何度も書くが(笑)、本作視聴はなんといっても阿靛目的。
検事役で久々の台湾ドラマ。全編中国語で色々と大変だったと思うが、そこはプロ根性の彼。完璧な出来だったのではないだろうか。いやん、日本語でもいいけど、やっぱり中国語もいいな😍
正義感溢れると思いきや、どうもダークな人物かもしれない。。。最終話の最後のシーンからすると、これはシーズン3もあると思われる。
そして、またまた書いちゃうけど、香港人のテレンス・ラウ❣️ いやぁ、彼、やっぱりいいよね。
彼の役柄や運命については、ぜひとも本作で見てほしい。
そして今回驚いたのは、シーズン1で主題歌を歌った歌手のKarencici!被害者の一人なので、出番はそんなに多くないものの、なかなかインパクトのある役どころ。
台湾のアーティストは歌手&俳優と兼業している人が多い印象。F4のジェリーたちのようにドラマで人気が出て歌も歌うようになるケースと、歌手やミュージシャンだけど、ドラマにもバンバン出ちゃうみたいな人が多く、しかもみんな演技もなかなか。
彼女もこれから女優としての活躍も楽しみだったりする。
歌手繋がりで言えば、勝手に私が「台湾の野間口徹」と呼んでいるマー・ニェンシェン(馬念先)ももちろん健在。他にも、ファン・イーレンの青年時代役のツェン・ジンホア(曽敬驊)には本作でも注目してほしい。
シーズン1を視聴していなくても、本作だけでも楽しめることは楽しめる。しかし、この記事ではあまり触れていない主役のファン・イーレン、記者のハイインや娘のシャオモンとの関係性を理解する上でも、シーズン1を視聴してから本作を観る方がいいに越したことはない。
日本はもちろん、中国や韓国とも違う、台湾ならではの作風が感じられると思うので、残虐なシーンは多いが、良質なサスペンスドラマとしてオススメはしたい。
さてさて、今回もいつも中国ドラマ関連でお世話になっているらん💚85号さんの記事をリンク。人物名の表記などもまとめてくださっているので、これから視聴する方はぜひご参考に!
エンディングテーマはもちろん阿靛なんだけど、中国語バージョンおよび日本語バージョンはどこか別のところで楽しんでいただくとして、リンク曲は挿入歌の『去我們的遠方』🎶
これは実はユエン・チーリン(袁綺翎)名義で出されているが、何を隠そう歌うのはKarencici。