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台湾BLドラマ「We Best Love: 永遠的第一名」

主演: リン・ズーホン(林子閎)、YU(楊宇騰)、レイ・チャン(張睿家)
2021年 全6話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★☆☆
日本語タイトル:「We Best Love 永遠の1位」
(写真=WeTV公式サイトより)

戻ってきました、台湾に。
もちろんドラマや映画の話、ちょっとタイとベトナムに浮気をしていたが、本命はもちろん台湾。やっぱりドラマで聞く中国語は落ち着く。今一週間に一度聞く長瀬君と永山絢斗君にも癒されてるけど(字幕必要ないし)。というわけで、「戻ってきました、台湾シリーズ」第1弾はBL(3弾目まで続けていく予定、続く2つはBLではありません)。
このドラマ、リアタイで最初の2話を観たっきり、実は放置状態だった。しかし3月(え、もう明日から!)にシーズン2が出るということで、慌てて最初から全部視聴。

ずっとライバルだった二人

YU演じるジョウ・シューイー(周書逸)は大学生。これから水泳大会だが、女の子達も応援してくれている。自信満々で大会に臨もうとするが、なんとそこへリン・ズーホン演じるガオ・シードー(高仕德)が現れる。彼は小学校時代からずっと一緒で、常に成績が一番。シューイーは彼のせいで二番に甘んじているしかなかった。シードーの姿を見て動揺し、プールに落ちてしまうシューイー。せっかく自分がこれから一番の地位を手に入れるつもりでいたのに、あまりにも屈辱的なので、目の上のたんこぶシードーを懲らしめてやろうと、幼稚な悪戯を彼に仕掛ける。

そんな悪戯を屁とも思わないシードーであるが、ある日、シューイーが失恋して一人で悔しがっている姿を見つけ、そっと動画で撮影する。そしてその映像をネタに、シューイーを卒業まで雑用係にするのであった。

距離を縮めていく二人

始終反抗的で、負けず嫌いのシューイー、何かとシードーを見返してやろうと色々企むのだが全て失敗。そんな時、大学のイベントでお化け屋敷があり、それに二人で参加するのだが、保健室でドアが壊れて閉じ込められてしまう。スマホもお化け屋敷の入り口に預けてきてしまったため、外部と連絡を取ることもできず。夜でお腹も空いてきたが、レイ・チャン演じる保健のペイ・ショウイー先生(裴守一)がいろんなところに隠しているラーメンやスナックを次々と見つけ出すシードー。シードーとペイ先生の関係ってなんだ?と怪しみ始めるシューイー。
そんな二人が翌朝まで保健室で二人っきりで過ごすことに!

水中キスシーンってブーム!?

2話目だったか、割と早い段階で二人のキスシーンがあるのだが、プールの中。しかし、まだ二人の心が通い合っているわけではないので、説得力があまりない。
それに水中キスシーンといえば、あの天下のBTSの男の子達をも絶叫させた2020年のタイBL「I Told Sunset About You」のシーンがあまりにも最近では印象的なので、うーんイマイチ、と唸るしかなかった。
二人が仲良くなっていく過程も悪くないし、やっと二人の想いが通じ合ってからのキスシーンもあるが、個人的には全体的に説得力を感じず、うーん(笑)。

華流ドラマの御曹司キャラ

イケメン度ではシードー役の林くんの方が好みだが、キャラとしては日台ミックスのYU君演じるシューイーがよかった。最後の方だったか、皿洗いのシーンがあるのだが、めちゃくちゃなやり方。おぼっちゃまのシューイー、もちろん自分でお皿なんか洗ったことがないのだ。華流ドラマには色々なタイプの御曹司キャラが登場するが、キャリアを積むツンデレ若社長タイプが最近は多い中、これは台湾版「流星花園」のジェリー演じた道明寺役の元祖御曹司キャラに共通するものがある。自分で台所なんかに立ったことがないので、卵の割り方を知らずまな板の上で包丁で切ろうとするあの道明寺の姿を久しぶりに思い出してしまった(って私だけか)。

台湾のBLドラマはいつも楽しみだが、今回個人的に楽しみにしていたのはレイ・チャン!2015年の台湾ドラマ「I am sorry, I love you」(我的鬼基友)であの変態オタクな姿を見て以来、ずっと別のドラマも見たいと思っていた。しかし、このシーズン1ではあまり出番がなかったが、どうも予告編からするとシーズン2の方に彼のストーリーがあるようだし、シーズン1も全体的に中途半端な感じだったので、次に期待しよう。

こちらは主演のYU君歌う挿入歌♪この曲、配信始まった時からライブラリに誰の曲とは知らずに入れていて、ドラマで流れてきたときにはびっくりした。

シーズン2「2位の反撃」はこちら↓


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