韓国ドラマ「流れ星 (Sh**ting Stars)」
主演:イ・ソンギョン、キム・ヨンデ、ユン・ジョンフン、イ・ジョンシン(CNBLUE)、ソジン(Girl’s Day)
2022年 全16話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★❤️
(写真=otakuart.comより)
またまたハマりました、スターが主役のラブコメ。
これも韓流オタク友から始まる前からオススメされていたのだが、韓流歴は全然浅い私、主役はもちろん、誰一人知っているキャストがいなかった。だから放っておいたのだが、一本ドラマを観終わったので、とりあえず試し見。そしたらなんと5話まで一気見!
スター俳優と事務所スタッフのキュンキュン物語
お互いずっと気になる存在ではあるものの、過去のとある”事件”からわだかまりのあるハンビョルとテソン。そんな二人のモヤモヤな仲からラブラブになるまでを、豪華にもなんと4つのサブカップル、その他片思いも含めたさまざまなストーリーを交差させて描いていく物語である。
芸能事務所スタッフの奮闘物語
ラブストーリーの傍ら、もう一つのテーマ舞台となる芸能事務所「スターフォース」の舞台裏と人間模様。スター候補のスカウトからマネージャーの仕事、俳優たちのスキャンダル揉み消しなどなど、芸能事務所の抱える業務にも焦点が当てられているが、かなり韓国芸能界の実話も含まれているらしい。
また、芸能スキャンダルを書く記者チョ・キップム(ソジン演)、芸能事務所の顧問弁護士ド・スヒョク(イ・ジョンシン演)といった、芸能界を取り巻く他の職業についても描かれている。
ほっこりする物語
何組ものラブストーリーが描かれるため、もちろんキュンキュンしちゃうのだが、同時にほっこりもする。というのも、他の韓国ドラマにありがちな復讐とかいじめとか嫉妬とか、ドロドロした部分がなく、みんながみんな優しいのだ。
恋愛対象だけでなく、マネージャーがスターたちを気遣う様子、逆にスターたちが事務所スタッフを気遣う様子や、先輩後輩の関係にもほっこりさせられるエピソードがあり、世界中こんな職場ばかりだったら何の苦労もないことだろう。
芸能界なんてそんな生やさしい業界ではないと思うので、ある意味理想を描いているのかもしれないが、癒しにもなるストーリーと言える。
韓国ではやはりメソッド演技派が多いのか
俳優たちに焦点が当てられている本作、ふんだんに「メソッド演技」のことが出てくる。私も実際映画『メソッド』を観るまでこの演技法のことは知らなかったが、ここまで本作でも俳優たちが言及するところを見ると、韓国ではかなりメジャーなものなのかと思う。
役に入りすぎて、最後のシーン撮影後に病院に運ばれちゃう俳優や、テソンのメソッドにかこつけて、事務所の社長役をやる場面など、とにかくいろいろなところで言及される。
日本のドラマなどではまあ、ここまで芸能事務所や俳優たちに焦点を当てた作品もあまりないので(『美女と男子』とか『共演NG』ぐらいしか思い浮かばないのだが、他にあったっけ?)、そういう観点からも本作は面白い。
韓国語がわかるともっと面白いのかも!
邦題は『流れ星』だが、私と韓流オタク友はドラマが始まった頃、本作の英題『Sh**ting Stars』について話していた。私は素直に流れ星のそのまま「Shooting Stars」だと思っていたが、彼女は「これはSh*tの方だよ、絶対」というのである。納得いかなかったが、こちらのフォローしているみれさんの記事で韓流オタク友も正しかったことが判明!
こちらがより詳しく書かれているみれさんのブログ記事。
タイトルだけでなく、本作では広報部や記者たちの韓国語の入力ミスがネタとなってよく出てくる。私は韓国語が全くわからないので、字幕を見てるだけだったが、これは韓国語がわかる人には楽しめる部分も大いにあるのかもしれない。
また、後半では方言の話も出てくる。私は全く聞き分けがつかないが、これも韓国語がわかる人には面白いだろう。
今年出た韓国ドラマはもちろん全部は観れていないが、それでも今まで観たドラマはどれも結構当たりで嬉しい。これはキュンキュン度では現時点で一番かな。でもこれからユミちゃんのシーズン2も観るからどうだろう?
まあ、本作はいろいろな見どころがあるので、個人的には超オススメである!(現時点でU-NEXTで配信中)
こちらはOSTの一曲で、ずっとヘビロテだった『My Secret, My Everything』♫