韓国ドラマ「赤と黒」
主演:キム・ナムギル、ハン・ガイン、キム・ジェウク、オ・ヨンス、チョン・ソミン
2010年 全17話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★
(写真=BSイレブンより)
(2022年11月22日 日本のロケ地に関する追記)
キム・ナムギル祭開幕〜!
先日の韓国ドラマの記事のコメント欄で、noterさんたちよりキム・ナムギル主演ドラマのお薦めをいただき、ひよっこトレーダーKAHO☆ちゃんさんの”色気”という言葉に惹かれ、まずは本作を視聴!(中国&台湾ドラマ、どうした?!)
財閥金持ち一家への復讐劇
キム・ナムギル演じるシム・ゴヌクはスタントマン。子供の頃、「ホン・テソン」としてホン一家に引き取られたがDNA型鑑定で血縁でないと判明し追い出された。成人になり、ホン一家への復讐のため、素性を隠して一家に近づく。
チョン・ソミン演じるホン家の次女のモネがゴヌクを好きになったことをきっかけに、実は愛人の子である、キム・ジェウク演じる次男のテソン、オ・ヨンス演じる長女のテラに近づいていく。
そんな中、ハン・ガイン演じるアートコンサルタントで、シン夫人が経営するギャラリー勤務のムン・ジェインと少しずつ親しくなっていく。彼女は上流階級への強い憧れからテソンに近づき、金持ちの男と結婚することを夢見ているのだった。
ゴヌクに惹かれていくモネ、テラ、ジェイン。そしてジェインに惹かれていくテソンとゴヌクのさまざまな思惑が交差する。
なぜゴヌクはホン家に捨てられたのか?
そしてゴヌクは復讐を果たすことができるのか?
日本も舞台に、サスペンス仕立ての愛憎劇
各サイトで謳われているように、本作は日韓合作で、数話(でも2話ぐらいだったかな)は日本も舞台になっている。しかし、全体的には韓国お得意の復讐劇であり、なかなか見応えのある展開であった。
日本編ではガラス工芸作家の龍先生というのを豊原功補が演じており、ほんの少しの登場だが、存在感があって良かった。そして、彼の作品を求めて来日したジェイン、テソンとゴヌクも割と長めの日本語のセリフを披露している。テソン役のキム・ジェウクが日本語が上手なのは読んで知っていたが、今回初めて彼の日本語を聞けて良かった!
(2022年11月22日 追記)
日本のロケ地に関しては、ぜひぜひコメント欄のhanorosesさんのいくつかのコメントをご覧ください!とっても詳しいです!(ご本人の了承を得て追記しています!)
ナムギル&ジェウクの色気ダダ漏れ問題
しかし本作の見どころはなんと言ってもキム・ナムギル!そしてキム・ジェウクにもやられました!
現在はアラフォーの二人、このドラマは2010年のものなので、二人とも20代後半なのだが、なんなんだ、この二人の色気は!!二人とも本作での髪型はあまりいただけないのだが(ナムギルは髭も正直言ってあまり好きではない)、そんなことも気にならないくらい、二人が放つ色気のオーラに最初から最後まで画面から目が離せなかった!
ジェウクがわがままだけど正統派イケメンとしての魅力を放っている反面、ナムギルは危険な香りのする魅力。全く違うタイプなのだが、共に愛情に飢えているのは同じで、時々見せる憂のある目つきがなんとも言えない。様々な展開から変化していく、二人の心の揺れの表現がなんとも言えずに良い。
偶然にも、ナムギルもジェウクも最初に見た作品はそれぞれ同性愛者の役であった(『後悔なんてしない』と『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店』)。実は本作を観終わって、それぞれの映画作品も見直してしまったのであるが、本作よりさらに前の作品でもっと若いにも関わらず、そして思いっきりゲイの役をやっているにも関わらず、いやいや、やっぱり色気がすごい!!
よく覚えていなかったが、ナムギルはNCシーンもすごくて、これは映画だからというのもあるだろうが(イ=ソン・ヒイル監督だし)。
でも考えてみたら、推しのホアン君(黄景瑜)もBIE君(徐志贤)も初期にはBLドラマで思いっきりゲイの役をやっていた。
なんなんだろう?同性愛者役を経験すると色気増加しちゃうのかな?いや、単に私の好みのイケメンというだけなのか?
ナムギルは本当に声も良いし、あー、スカイダイビングでタンデムしてほしい!
ってか、ご覧になった皆さんもナムギルとジェウクの色気感じますよね??
ちなみにオ・ヨンスの色気もハンパなかった!
最後の3話の展開が。。。
とまあ、そんなわけで、ぐっと一気見できたドラマとしてオススメ度を5つ星にしているが、実は最後の3話ぐらいの展開は気に入らなかったというのが本音。
ネタバレしたくないので書かないが、えー、なんでこうしちゃうかなぁ!と正直残念に思った。もう少し違う終わり方にしてほしかった。
本作は元々20話の予定だったのが、ナムギルの兵役のために撮影が繰り上げられたらしい。そういう事情もあったのかな、とにかく終わり方があまり消化良くないのである。
邦題もイマイチ。
まあ、そんな欠点も、ナムギルとジェウクの色気でチャラかな。
本作は現時点でAmazonプライムビデオで視聴可能。
次はnoterさんに薦めていただいた、別のナムギル作品にいきます!(中国ドラマとユミちゃん、どうする?!)
こちらがメインOSTのチョンヨプが歌う『Thorn Flower』♫