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台湾ドラマ「華燈初上 -夜を生きる女たち- シーズン1」(华灯初上1)

主演:ルビー・リン(林心如)、シェリル・ヤン(杨谨华)、リディアン・ヴォーン(凤小岳)、トニー・ヤン(杨祐宁)、デレック・チャン(张轩睿)、パフ・クオ(郭雪芙)
2021年 全8話(シーズン3まであり全24話の予定)
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★☆☆
(写真=Netflix公式サイトより)

1980年代の日本式クラブが舞台

1988年10月、大学生4人が台北近郊の山へハイキングへ行く。途中、土砂崩れのあった場所で、写真を撮っていた一人が土中から手が出ていることに気づいた。なんと女性の遺体が埋まっていたのである。警察が来て、遺留品として見つかったのは、「光ヒカリ」という店名の入ったマッチと、赤いヒールの靴。

時間は数ヶ月戻り、舞台は台北の歓楽街にある日本式クラブ「光ヒカリ」。ルビー・リン演じるローズママと、シェリル・ヤン演じるスーママが仕切るクラブで、ママと4〜5人のホステスたちの「いらっしゃいませ〜」と笑顔に迎えられてやってくる日本人ビジネスマンたちで毎晩賑わっていた。
もうすぐローズママの誕生日。開店以来、毎年バースデーイベントをやっているので、今年もスーママが彼女のために企画した。クイズなどをするために、ホステスたち全員に赤いヒールの靴を履かせるのであった。

ただの殺人事件では終わらない予感

女性の身元不明遺体が発見されるシーンから始まる本作、時間が遡ってクラブ「光ヒカリ」での人間模様が描かれていく。数日戻ったり、数ヶ月戻ったり、数年戻ったりと、ちょっと時系列がわかりづらい部分はあるが、次第にママたちとホステスたち、そして客たちとの関係が明らかになっていく。好きな人、恨みを持っている人、愛する人、許せない人。。。なぜ彼女は殺されなければならなかったのか、誰が殺したのか、という疑問を残したまま、このシーズン1は終わる。

本作はあと16話あるはずだが、ちょっと単なる殺人事件を解決するようなストーリーではないような気配。次のシーズン2がいつ配信のなるのかわからないが、実は全く違う展開を見せてくれるのかとも期待している。ちょっとしか出てこないが、ホストクラブ、そして刑務所に入っている人物、ローズママの家族など、何気に気になる登場の仕方をしているからである。

本作もキャストが豪華

先日視聴し終わった「Danger Zone(逆局)」もそうだったが、本作にも台湾を代表する俳優たちが次々と顔を出す。主演だけでなく、とにかくゲスト出演、カメオ出演の顔ぶれが半端ないのである。
メインキャストはスーママ役のシェリル・ヤンとホステス役のパフ・クオぐらいしか知らなかったが、実は私の好きなシュウ・ジエカイ(修杰楷)も名を連ねている(てか、だから観ようと思ったんだけど)。検察官という役らしいのだが、本作では2回ほどほんの一瞬姿を見せただけだったと思う。なので、シーズン2以降に超期待。

カメオ出演で嬉しかったのは、グレッグ・ハン(许光汉)。大学生役でほんのちょっとだったけど、シーズン2にも少し出て欲しいなぁ。”台湾の野間口徹”と私が勝手に呼ぶマー・ニェンシンも(马念先)ももちろん登場。

オススメ度を三つ星にしているが、ちょっと今後がどういう展開になるのか分からないし、何よりNetflixオリジナルの場合、シーズン2が告知されていても制作中止になっているものがいくつか今まであるため、ちょっとトレイラーや配信日時など、具体的な情報が出てくるまでは安心できない部分もあったりする。
しかし、これはなんとしても事件を解決させてほしいので、絶対にシーズン2、いやきちんと3まで作ってほしい。

こちらが予告編(中国語バージョンで)。

こちらは五月天(MAYDAY)阿信が歌うオープニングテーマの「月亮代表我的心」♪

こちらがシーズン2↓

こちらがシーズン3↓


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