台湾ドラマ「君につづく道」(这里发现爱)
主演:ヴィック・チョウ(周渝民)、ケン・チュウ(朱孝天)、ワン・チュアンイー(王传一)、テリー・クァン(关颖)、ミシェル・チェン(陈妍希)
2008年 全25話(日本版、1話約45分)
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★
(写真=台湾の各サイトよりお借りしました)
台湾の古いドラマを極めたい!
「今年観たい10種類のドラマ」(元は”今年やりたい10のこと”というnote公式のお題)という、年始にたてた目標、完全にミッションクリアというわけではないが、一歩前進である。
高校時代の仲良し3人組の友情・恋愛物語
高校時代に親友だったシューラー(許樂、ヴィック・チョウ演)、シャオマー(小馬、ワン・チュアンイー演)、アーハオ(阿豪、ケン・チュウ演)の3人組。
卒業するとそれぞれの道を進み、現在ではシューラーはベストセラー作家に、シャオマーは家族の経営する高級ホテルでなんとか自分もキャリアを積みたいと頑張っていた。アーハオだけがアメリカに引っ越した後、音信不通になってしまったが、実は台湾にこっそり戻ってきていた。。。
この3人と、シャオマーのホテルに実習生としてきたノンシェン(能賢、ミシェル・チェン演)、3人と同級生で現在は雑誌編集者として活躍するルーイー(陸怡、テリー・クァン演)たちが出会ったり、再会して繰り広げられていく、ストーリーである。
台湾観光のプロモーションドラマ
本作は台湾の観光局が資金提供し、プロモーションのために当時超人気だったアイドルグループF4をメインキャストにして制作されたもの。台北101をはじめ、日月潭や阿里山、故宮博物院など、台湾の名所が、ストーリーと絡めて劇中で紹介されている。
ただ、F4と言っても、当時ジェリーだけが超多忙でスケジュールが合わず、参加していない。そのため、私もこのドラマの視聴は後回しになっていたのであるが、やはりこれを観ないで台湾ドラマは語れないと思い、視聴した次第である。
シューラー&ノンシェン、シャオマー&ルーイーのカップル中心にラブストーリーが展開していくが、ホテルや作家、ジャーナリストのお仕事ドラマでもあり、ノンシェンの家族を中心とした家族ドラマにもなっている。そんな合間に、キャストたちが旅行で台湾の観光名所へと足を伸ばし、景色の美しさや料理なども紹介されている。
今では他にもたくさん台湾ドラマが観れるし、ネットなどでなんでも調べることができる時代だから、そんなに観光名所にインパクトは感じなかったが、当時見ていたら「わぁ、台湾行ってみたい〜」ってなったかな。。。
キャストがみんな若くて可愛い!
ジェリー派ではあるものの、やはりF4はみんな好き❤️
本作でもザイザイの作家役はなかなか魅力的であった。
ケンも憂いのある感じがとてもよく出ていたし、反対に出番は少なかったが、レオ役のヴァネちゃん(吳建豪)は、なんか彼らしい、明るいキャラでとても良かった。
そしてなんといっても初々しかったのは、ミシェル・チェン!もう彼女を台湾ドラマで見ることはほとんどない。というのも、旦那様はあのチェン・シャオ(陳曉)!なので大陸の方でメインに活躍しているからである。
さて今回、またまた「これ誰〜っ??」となった登場人物がいた。シューラー、シャオマー、アーハオの3人の高校生時代のシーンが前半によく出てきて、若い俳優たちが演じているのだが、シューラー、つまりザイザイの高校生時代役をやった青年。
途中であまりにも気になって調べたら、なんとリヴァー・ホアン(黃河)だった!
超有名ではないものの、最近視聴した『模倣犯』や『次の被害者 (誰是被害者)』などに出ていて、とても気になっていた彼、こんなキャリアがあったと知って驚いた!
香港ウォレス様といい、ザイザイといい、彼らの青年時代役を演じる俳優は、絶対にいい俳優だと改めて実感である。
彼はこれからも注目していきたい。
2008年のドラマなので、絶対観たい!っていう人はあまりいないかもしれないが、現在アマプラで配信中。色々な要素が含まれた作品なので、最近台湾ドラマに興味を持った方には、ある意味”古典作品”としてオススメしたい。
ドラマに出演していないジェリーのカッコいい姿は、こちらの主題曲『在這裡等你』で🎵 F4の曲の中でも大好きな曲❤️
そしてこちらがメロディが美しいエンディングテーマの『體驗』🎶 劇中でも挿入歌としてもさまざまなバージョンが流れる。アイドルとはいえ、踊らなくても、歩いているだけでカッコいい4人である。