朝熊平野を守る朝熊神社
朝熊町(あさまちょう)という町が伊勢にあります。
『あさくま』でなく『あさま』と呼びます。
しかし『朝熊神社』は『あさくまじんじゃ』と呼ぶようですね…
地元民ほど間違えやすい!
この神社は伊勢神宮内宮の摂社です。
この神社は鏡宮神社と目と鼻の間くらいの場所にあり
写真にある青色の橋を渡るとすぐです。
(写真の右側に鏡宮神社があり左に朝熊神社)
橋を渡るとこのような入り口があり上に上がる階段があります。
右の小さい石の柱には
うっすらで読みづらいですが『朝熊神社』と書いてありますね。
それでは登ってみましょう!
境内には綺麗な綺麗な石畳が敷かれており、整理された森林の中を歩いて登っていきます。
さあ社につきました!
二つ社が並んでいました。
ここには
大歳神(おおとしのかみ)
苔虫神(こけむしのかみ)
朝熊水神(あさくまのみずのかみ)
が祀られています。
こちらの祭神はこの土地を守る神であり五穀と水の神の三柱で、向かって右側の社からお参りするのが良いそうですよ!
流石に中まで写真を撮るのは失礼ですので正面の写真だけですが、この社の中の建物は私が見た感じ『高床式倉庫』と同じ形をしており
五穀の神様だけあって穀物を収納しているのではないのかと思いました!
朝熊御前神社と相並び、向かって右の神社を先にお参りするのが良いそうです。
帰路に着く際、先ほどの石階段を見ていたのですが
ちょっと気になったところがあるんですよね。
石階段の写真なのですが、右と左に水が流れる水路がしっかりと作られていると思いませんか?
他の伊勢の神社でもこんなにしっかり階段に水路が作られている記憶がないので、ここは水の神も祀られているのでそういう儀式とかあるのかな?
もし行ったときはぜひ注意してみていただければと!
朝熊町の隠れた神社に行く際は徒歩や電車では基本無理なので、車で行くことをお勧めします!