小学校で圧倒的に活躍するボードゲーム5選
どうも、いせごんです。
高校で情報を教えながら、ボードゲーム漬けの生活を送っている廃人です。
前回の記事がまだお読みでない方は、まずはそちらをお読みください。
というわけでさっそく紹介していきます。前回と同様に今回のも小さくて、昼休みや放課後などの時間で遊べるものを選びました。小さいため保管もしやすいですし、短時間で済むので先生も一緒に入りやすいです。
最初に言っておきます!
いせごんはよくあるボードゲームのオススメ5選を作るつもりはありません。学校現場を知っているからこそ、これだ!というものをチョイスするので、多少マニアックなものも選びます。
なので、ここに掲載されたものはどれを買っても失敗しないと断言します。
1 ペンギンパーティ
まず何よりもペンギンが可愛いです。ルールも簡単でボードゲーム界では、初心者にやってもらうカードのトップザトップです。
カードが可愛く、ルールも簡単、圧倒的に楽しい。
このゲームからボードゲームの面白さに引き込むのが常套手段です。それぐらいボードゲーム界では安定して遊ばれています。ちなみにボードゲームデザイナーは「ライナー・クニツィア」というボードゲーム界の人間国宝といっても過言ではないぐらい名作を生み出している方です。
使用するカードは5種類。
どれも可愛らしいですね。
それぞれ1枚ずつ場に出していきます。
このような感じでピラミッドにしていきます。
このピラミッドにするのにはルールがあります。
基本、覚えるのはこれだけです。
下にある2枚のカードのうち、どちらか好きな色のペンギンカードを上に出すことができます。
下の写真だと、黄色と水色が下にあるので、上に出せるのは、「水色」か「黄色」ということです。
手札はみんなバラバラなので、どのペンギンを優先的に出していくのかが悩ましいです。あまり他者を蹴落そうとすると自分が苦しくなり、協調の重要性を教えてくれるゲームです。(ただし後半に行くにつれて協調はなくなります)
プレイ人数は2〜6人。4〜5人程度でやるのがちょうどいいと感じます。
トップザトップのゲームなので、お持ちでない方は持っておくと絶対に役立つゲームです。友達、同僚、親戚、学校外でも盛り上がること間違いなし。
定価よりもちょい安でamazonで手に入るのもオススメです。
2 ツインイット!
「うわー!!わかんねー!」と騒ぐこと間違いなしのゲームです。そもそも写真に写っているカードを見ても、よくわからないですよね。
そうなんです、この幾何学的な模様のペアを見つけるのがこのゲームです。
下の写真の中にペアが一つだけあります。
見つけられますか?
ゲームは各自山札を持って、一枚ずつめくって場に出していきます。両面違う模様なので、カードの表裏を逆にして出します。実はこれがこのゲームの醍醐味でもあります。
下は1周したところです。
ちなみに重要なポイントで、山札にあるカードも選択の対象になります。先程、逆向きにして出すのが醍醐味だと話しましたが、理解していただけたでしょうか?
今見えている山札の絵柄はカードがめくられると、存在しなくなるのです!!
そうやって、どんどん場にカードが増えていきます。
上の写真には同じ模様があります。見つけられましたか?
図形を記憶しておく力と反射神経の両方が必要になる奥深いゲームです。これで遊ぶとかなり、それはもうかなり疲れるので、雨の日など外遊びができない時にやると、疲れさせることができる悪魔のゲームです。
記憶力だけでなく、集中力も鍛えられます。
プレイ人数は2〜6人となっていますが、10人でもやったことがあります。大人数でワイワイ楽しめます。箱が「缶」なのも耐久性が高いので、いせごん的には評価高いです。
Amazonでは定価よりもかなり安く買えるのでお得ですよ。(3/15で在庫は4点でした。気になった方はお早めにどうぞ)
いせごんのようなボードゲーマーが歓喜するエディションもあります。これは様々なボードゲームのモチーフがカードになっています。「これ、あれや!」「あー、それ面白いよねー」「えー、やったことない」「やるかー」みたいな感じになります。
3 ダンシングドラゴン
ボードゲームでは珍しいペア戦です。なので偶数人でしかプレイできません。
イラストが可愛い!いせごんの好みです。めちゃくちゃ可愛くないですか!?
この子達はロイヤルドラゴンといいます。
トランプで言うジョーカーのようなドラゴン(ワイルドドラゴン)もいます。
このドラゴンは何にでもなれるので、こんな感じで使えます。
ワイルドドラゴンのカードが入ったドラゴンは、「ドラゴン」といいます。
どうやって遊ぶかというと、プレイする前にペアを決めて話し合いをします。
途中途中にドラゴンの名前を入れていましたが、それぞれの合図を決めます。
なぜ合図を決めるのかと言えば、手札に何かしらのドラゴンが揃ったらペアの相手に「揃ったドラゴンの名称」を言ってもらわなくてはならないのです。がびーん!
なので、合図を決めておき、「やったー、ワイルドドラゴンが揃ったぞ」となったら、ペアの相手にウインクなど事前に決めた合図を送って、「ワイルドドラゴン揃った」と言ってもらわなくてはなりません。ちなみに敵チームが「さてはお主、何かのドラゴン揃ってるな!」とバレて宣言されたら、得点が取られてしまいます。
フェイク合図などの戦略もあり、やればやるほどハマっていくでしょう。
目の前のドラゴン作りに集中しなくてはなりませんが、ペア相手や周りにも気を配る必要のあるゲームです。広い視野が持てるゲームと言えるでしょう。
ペア戦なので、プレイ人数は4,6,8人です。
何を血迷ったのか、Amazonではプレミア価格で定価の15倍以上の値段がついています。再販が待ち遠しいです。そのため、あったら即買い必須です。
4 キャプテン・リノ
立体ゲームです。それも紙を使っています。似たようなゲームにジェンガがありますが、それと良い勝負をします。ジェンガに比べると不条理さあまりないように思えます。
ルールはすごく簡単。壁カードを置いて、手札から土台カードを出す。
最初はこのカードから始まります。この裏面はハードモードです。
最初の人は、「 」のような印に合わせて壁カードを置きます。
次に手札から好きな土台カードをその上に置きます。
土台カードには特殊効果もあります。!マークはスキップです。
このように繰り返し置いていきます。
おっと、忘れてました。
キャプテンリノカードもあります。
壁カードを置く前に、キャプテンリノのフィギュアを置きます。
何度も出てくるので、その度に移動させます。
これでどんどんバランスが取りづらなくなっていきます。
恐るべしキャプテンリノ。
勝敗は結構ゆるくて、倒したら負けなのはもちろんなのですが、手札のカードが全て置けた人は勝ちです。勝ち負けというよりも、ハラハラドキドキする楽しさがあります。
プレイ人数は2〜5人となっていますが、6人でもできます。保育園に通っている時から息子はできていたので、小学校低学年からオススメできます。このゲームを通して手先を鍛えられます。手先が器用な私はこのゲーム、かーなーり得意です。
Amazonよりも「ドン・キホーテ」や「トイザらス」でも見かけるので、実店舗で買うのがおすすめです。
これの巨大版もあります。1枚のカードがB5ノートくらいです。高く積んでいくとイスや机を使わないといけないぐらいになります。
数が用意できれば、クラス対抗でやるとかなり盛り上がること間違いなし!
youtuberであるスカイピース様が取り上げています。
5 ポケモンババ抜き
はい、ここにきてポケモンです。
比較的大好きな子が多い印象です。ですが、いせごんはポケモンだから選んだわけではないですよ。
ゲームデザインがよくできているのです。
スタートプレイヤーが自動で決まること。
通常のババ抜きとは違い、特殊ルールがあること。
引いたカードはモノマネしなくてはならず、それが笑えること。
この辺りがオススメできるポイントですね。
カード一覧はこんな感じです。
クサイハナをチョイスした公式に脱帽です。
特殊カードはこんな感じです。
ちなみにババ抜き以外でも、絵合わせゲームの遊び方も載っています。
プレイ人数は3〜6人です。8人でもギリギリできました。
ポケモン好きな小学生は多いですし、ルールも簡単なので低学年が最もオススメできます。ババ抜き自体はトランプでもできますが、ポケモンでやってみるとまた違った楽しみ方ができます。
生粋のボードゲーマーのいせごんは、こういったキャラクターものにも手を出します。
この動画は少し長いですが、後半の笑ってはいけない状態でやっているのが面白いです。
終わりに
今回も前回同様に、写真と動画をたくさん入れてみました!
普段なかなか見ない5選だったと自負しています。そのため少しでも興味のあるボードゲームがあったら幸いです。
前回はスリーブを紹介しましたが、それ以外にカードを保護する方法としてマットがあります。
これ学校あるあるだと思うんですけど、ボードゲームを学校の机でやると、カードが非常に痛みやすいです。かといって、スリーブに1枚1枚入れるのも手間がかかります。そのため、こういったマットを用意できると、より簡単に、より長持ちします。
カードも取りやすくなるため、折れることも防げます。
ちなみにトランプでこういうことをやりたい方は、マット必須です。
タロット用ですが、いせごんはこれの紫と青を持っています。
こういうマットはかなり使い勝手がいいです。
ちなみに100均で売っているフェルトでも同じように使えますよ。
今後も校種別、教科別、教員向けなどのテーマで記事をアップしていく予定です。興味のある方はすぐに情報提供ができるようにフォローしていただけると嬉しいです。合わせてTwitterでもこの記事の拡散やアカウントのフォローをしていただけると嬉しいです。
授業にも使える、楽しみながら学べるボードゲームを紹介しています。こちらもかなりマニアックに仕上がっているので、ぜひお読みいただければと思います。
以上、終わりっ!
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