「時間と時刻7」「ふん」「ぷん」忍者文字|こどものにほんご
「分」は、単位?助数詞?
先日、テレビのクイズ番組をみていて、出題する番組側に「単位」と「助数詞」の区別がついていないのかな?と思うことがありました。最後の方には「数え方」という表現もされていましたので、外国の人たちが難しいと感じる「助数詞」に焦点を当てたいという意図があったのかも知れません。
飯田朝子さんの著書によると
単位とは、長さ、分量や重さ、面積、お金、時間、年月など数値を表す際に数詞に添えられることばのこと。
助数詞の項目で「十本」は「じっぽん」がもともとの言い方で、徐々に 「じゅっぽん」と言うようになってきたことや、それを受けて小学1年国語教科書にも(じゅっ)と( )付きで紹介されるようになった経緯を書きました。
更新日が記載されていないのでいつのものか分かりませんが
東京外大では、「じっぷん」は古い言い方として「じゅっぷん」を採用していることが分かりました。
「東京外語大学言語モジュール 日本語文法 〇〇分・半:解説」
「分」の前に、促音や撥音がくると「ぷん」
8は、「はちふん」でも良いのですが、覚え方のルールを意識して「はっぷん」と書いています。
助数詞の項目でも書いたように「8個」は「はっこ」より「はちこ」の方が少し改まった印象になるという意見もありますが
「8分」に関しては「はっぷん」も「はちふん」も大差ないように私は感じます。
同形式で「日本のお金」や「日付」で和語系の数え方をなぞってきました。
「日本のお金」4円・7円と同様、「4分」「7分」が和語系です。
紫の吹き出しは、忍者文字です。
秘密の文字★忍者文字
「忍者オフィシャルサイト」を運営する伊賀流忍者観光推進協議会の住所!!
〒518-8501 三重県伊賀市四十九町3184番地
伊賀市役所 観光戦略課 内
官民を挙げて「忍者」に迫り、盛り上げようとする姿が伝わってきます。
リンクにある、三重大学の 山田雄司教授は日本古代・中世信仰史の先生で
「完本 忍者の教科書」監修「忍者学大全」編集などなどご活躍です。
忍者文字は、↓上野商工会議所のHPでダウンロードしました。
母国の親戚とのコミュニケーション
母語を忘れて祖父母と会話出来なくなる事例があるので、そのことをマンガで表現するときに忍者文字を使わせていただきました。
幼い頃可愛がってくれた祖父が大好きでしたが、秋田訛りが強かったので次第に電話口で適当な相槌を打つのも気が重くなり・・・という自分も少し重ねています。