訓と音 「フジヤマ」と「ふじさん」|こどものにほんご②
富士山のよびかた
海外の方は「フジヤマ」
日本では「ふじさん」
その読み方の違いを例にとって
〈1〉で触れた児童と訓と音の学習をしました。
光村図書は「音と訓」という単元名でしたが
ドラえもんはじめての国語辞典の表示に合わせ
視覚的に整理するため「訓と音」にしています。
視覚的に整理する
訓 菊×水色| 漢字 |音 梅×赤
ひらがな カタカナ
立ち止まって自分のペースで
今は便利で楽しいアプリがいろいろあり、それが合う子もいれば
立ち止まって自分のペースで見られるものが合う子もいます。
学習の記録や、振り返りがいつでも出来る積み重ねとして
紙ベースのものがあると良いなと考えています。
日本語が分からない相手に、訓読みと音読みの説明をするのはむずかしいのですが、他の漢字を幾つか知ることで理解が深められると思います。
訓と音の目標は
3年生の国語教科書では、「風車」「年月」「草原」「春夏秋冬」の
熟語などが例としてあげられていました。
この項目では、漢字を同じ形式で学習して最終的に「風車」「年月」「草原」「春夏秋冬」の訓音それぞれの読み方を自分で書けることを目標としています。
どのような基準で「やま」と「サン」?
多くの海外の方は「ふじやま」と訓読みをします。
日本では諸説あるそうですが、山岳信仰の対象となる山は
「(山の名前)サン」と呼ぶそうです。
2008.04.01「ヤマかサンか」NHK放送文化研究所HPで
規模が小さくなだらかなものを「やま」
人が遭難するような険しい山を「サン、ザン」と
言うのではないかという柴田実さんの記述がありました。
昔話を例にあげ「かちかちやま」「花の木やま」…
たしかに、教科書にのっていた
斎藤隆介作「はなさき山」も「やま」です。
規模感の違いについてはまたのちほど
書く順番動画
このプリントの何処から書き込めば良いのか動画にしてみました。
言葉が通じない子にも届くと良いなあという思いを込めて。
30秒くらいです。