【i.schoolから通年生/修了生への3つの質問!】2022年度通年生_小松さん
質問1:i.schoolに応募しようと思った、入ろうと思ったきっかけは何ですか?
私が「i.school」の名前を初めて耳にしたのは研究室でのミーティングを行っている最中でした。当時はミーティング中に繰り広げられる「グループフローが高まっている~」だったり「心理的安全性が~」といった話を傍らで聞いていて、「i.schoolって何をしてるんだろう?!」みたいな好奇心だけで参加した形でした。私は2022年度のプログラムの通年生ですが、i.schoolへの初めての参加は2021年プログラムのWS2(公募生)*でした。
公募生としてi.schoolが提供する価値に触れさせてもらう機会をたくさんいただきましたが(2021年実施のWS2/3/7/8に参加しました)、2022年度の通年生募集案内があった際に「i.schoolで学ぶことのできる他の発想手段もきちんと学んでみたい!」という気持ちが大きく働き、改めて2022年度プログラムへの応募を決めた形でした。
質問2:i.schoolでどんなことをしたかったのですか?もしくはこれからやってみたいことはありますか?
これからやってみたいこととして、WSを通じた地域の価値創出や地域独自のアイディアの事業化などにトライしてみたいと考えています。i.schoolに留まらずその他の関連事業であるJSICやSSSにも参加し、チームとして価値を創出していく過程の中で、「チームのモチベーションが高まっている!」という実感を抱く瞬間を幾度となく体験してきました。
日本の多くの地方地域は、人口減少による地域インフラの持続という面で課題に直面していると思います。それも問題ではあるのですが、私個人としては社会的な情勢によって、地域に暮らす人々の心持ちもどこか後ろ暗くなっていることの方に、何か、上手く言葉に出来ない気持ちを抱くことが多く、i.schoolでの自らの体験は「そんな地域にも何か光をもたらすものなんじゃないか!?」と感じています。
ただ、実際に地域で実践するとなると、アイディエーションでおしまいではなく、きちんとアイディアを形にすることこそ、地域の人々の心持ちを明るくすることにつながっていくんだとも感じています。幸いなことに、i.schoolのプログラムにはアイディア発想の次に行う事業化ステップに焦点を当てたものもあり、その点でも多くの学びを得ることが出来たと感じています。実社会での実装化はi.schoolのプログラム以上に難しさを伴うものかと思いますが、目標の実現に向けてこれからも学び続けていかないとですね。
質問3:実際にi.schoolに入ってみて、どうでしたか?
何よりも学びに溢れているなと感じます。設定されるテーマやアイディア創出に用いる発想法はプログラムごとに違うものの、WSの進め方や重要となる根幹の考えなど、共通している部分も多いです。そして、そのようなWSプログラムに何度も参加する中で、アイディエーションにおける全体像を意識し、今は何に注力すべきなのか、注力するにあたって念頭に置くべき考えは何であるのかなどを自然と意識できるようになったのはi.schoolでの学びが実を結んだ1つの形だと思っています。
また、世の中にある様々なアイディアが「どうやって生まれてきたんだろう?」と考えるような機会が増えたのもi.schoolの影響だろうと思っています。各プログラムにおける発想法が理論に基づいてシステマチックに設計されており、それらが自分の中にアイディア創出までの道のりや歩み方としてインプットされているんだと思います。アイディアを目の前にしたときに、アイディアを紐解く?といいますか、i.schoolで提供されるプログラムと逆の歩みを辿れるようになったのは、綿密に設計されたi.schoolのWSを繰り返し経験してきたからこそなんだろうと感じています。
最後に一言!
公募生としてi.schoolに参加した日から3年目に突入しているのですが、今も新たな気付きや学びに出会い続けており、i.schoolという学びの場はいつでも刺激に満ちているんだろうと改めて実感しています。少しでも興味を感じたら、ぜひi.schoolに申し込んでみてください!