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【2024WS4DAY2】

DAY2ではデザインシンキングのうち主にプロトタイピングとテスト検証を行いました。初めに、ウォーミングアップとしてそれぞれがお題に合わせて人間拡張できるプロダクトのプロトタイプ作成を行いました。私は「目・視覚」を拡張するために、紙と針金で右目で後ろを見ることができるデバイスを作りました。

みんなで童心に帰って工作をするのは面白かったと同時に、アイデアを簡単な形にする重要性を学びました。 ウォーミングアップ終了後は、各チームで先週考えた2つのアイデアから1つを選び、プロトタイプの作成に移りました。まずは個人ワークで多くのバリエーションを出しました。20分という限られた時間でしたが、人によって全く異なるアイデアが生まれ面白かったです。その後休憩を挟みつつ、チームで一つのプロトタイプを製作し、それを別のチームに見せてテスト検証を行いました。

 このとき、テストする側は「心配性な父親」などの役割が与えられ、その人の目線でコメントを行いました。自分とは違う人の視点に立つ手法として勉強になりました。 そしてテスト検証を踏まえ、改めてプロトタイプとポスターを準備し、最終発表に臨みました。

 最終発表では、それぞれの「掃除機」「ドライヤー」「トースター」「扇風機」というお題に対してユニークなアイデアが生まれました。私たちの班では扇風機というお題から、ドローンの力で頭上に浮遊し、日よけにもなり扇風機から風も送られるプロダクトを考えました。かなり飛躍した発想でしたが、このワークショップならではの着想だったと思います。

 最後に本ワークショップからの学びをまとめます。本ワークショップでは破壊的イノベーションを生み出すための手法としてデザインシンキングを学びました。特にアイデアの発散のさせ方やプロトタイピングの仕方とその反復の重要性を学ぶことができたと思います。今後のワークショップで相乗効果が生まれると良いなと思います。

2024年度 i.school公募生
東京大学工学系研究科修士2年
横井洸希

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