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【2024WS5DAY5】学生ワークショップ参加レポート

今回のワークショップは、NTT Communications のインハウスデザインスタジオKOEL、 5G&IoTサービス部、イノベーションセンター テクノロジー部門による3部門合同のファシリテーションで実施されました。

テーマは「データ活用パターンによる未来シナリオ構想」です。

DAY5では、各グループがそれぞれのアイディアをプレゼンテーションしました。ここでは、A~Dのグループが発表した内容を紹介します。

Aチームは、「統合ヘルスケアプランナー」を提案しました。2040年には、体内にマイクロチップを埋め込むことが当たり前になるというみらいの兆しを捉え、その未来において、特に独居老人や郊外に住む高齢者などに埋め込まれたマイクロチップが常時、彼らのバイタルサインを監視する未来を描きました。「統合ヘルスケアプランナー」は、体調の状況に合わせてヘルスケア提案をするデータアナリストと、顧客別にリアルタイムで変動する保険のセールスという2つの業務から成り立ち、フレキシブルなパーソナライズ保険を提供を目的としています。

Bチームは、「YouFarmer & 農場デベロッパー」を提案しました。2040年には、食料の不安定化、都市の需要低下、そして循環型社会の価値観が広まっているという未来の兆しを捉えました。「YouFarmer」は、家庭内での作物栽培を実践し、それをコミュニティスーパーで販売したり、新品種を開発する仕事であり、「農場デベロッパー」は、個人の栽培データを集め、コミュニティで不足している作物を都市で育てる業務の仕事です。

Cチームは、「タイム・リクリエーター」を提案しました。2040年の旅行は移動を伴わず、バーチャル体験が主流になるという未来の兆しを捉えました。この仕事は、高齢者へのインタビューや歴史的文献をもとに、過去の出来事をバーチャル空間で再現するというものです。このサービスにより、個々のユーザーが歴史に対する独自の解釈や新たな発見をし、それを未来の社会に活かすことができると考えられています。

Dチームは、「ポテンシャルアーキテクト」を提案しました。2040年には、健康寿命が100歳まで延びる技術が普及し、働く高齢者が増えるというみらいの兆しを捉えました。「ポテンシャルアーキテクト」は、ユーザーの経験や強みをAIで可視化し、そのデータによってユーザーが自分の能力を把握し、新たなキャリアの可能性を探求できるようにサポートする仕事です。

以上が、WS5の最終発表の内容でした。

WS6ではこれらのアイディアをもとに、データ活用によるサービス・アイデアの事業化を行う予定です。

立教大学観光学部交流文化学科4年
佐々木遼太

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