【商品開発班②】商品開発ストーリー(前半)
商品開発ストーリーの前半です!
スタートから商品のコンセプト決定までをサブリーダーである、なお目線で語っていきます。
加入のきっかけ
僕、実はまさはるに誘われて入ったんです。漁業や函館に特段興味があるわけではなく、まさはるとはもともと交友があったので、当時は「あいついるし入ってみるか」みたいな軽い気持ちでした。
7月 ~チームのテーマ決定~
最初はzoomで話し合っていました。僕目線からするとまさはる以外は初対面ですので、自己紹介からです。
イカの漁獲量が激減している現状から、「どうすれば函館の水産業が盛り上がるか」みたいな議論をしていました。その中で「○○が最近は獲れ始めている。」や「漁師さんたちの課題として○○ができない。」みたいな会話をしていたのですが、漁業に興味が無い僕はほとんど忘れてしまいました。(´;ω;`)
このような会議を数回行う中で、フグ(未利用魚)の商品開発を行うことになりました。
8月 ~中間発表会~
学生団体ISARIBI with自体は2023年の5月くらい(厳密な考証は行っておりません)に発足したらしく、11月24日の最終発表会に向けた決意表明のような意味合いで中間発表会を8月15日に本町のシエスタ4階にあるGスクエアで行いました。
7月に合流した僕は「中間か?」という顔で参加していました。発表はまさはるに丸投げしました。えへへ(〃´∪`〃)ゞ
9月 ~世界で二人きりみたいやな~
未来大は8月上旬~9月下旬が夏休みですので、ほぼ毎日僕とまさはるは大学の自習室で作業しておりました。他に学生がほとんどいない中で「商品のコンセプトどうしようか。」「先行事例はこんな感じのものがあるよ。」「なんかこの世で二人きりみたいやな。」などと話しておりました。
北斗市で鮮魚や朝イカ、水産加工品の店舗販売および移動販売を行っている海童丸水産さんにヒアリングする機会もいただきました!実際に、道南地域で近年フグが獲れてきていることや、フグを実際に仕入れるときのアドバイスをいただくことができました。
未利用魚を用いた商品開発の先行事例を調べていく中で、既存のものには「おつまみ」になるような魚がほとんどであることに気づきました。
そんな中で、僕たちが学生であることや僕がトレーニーであることなどから、フグを使ったサラダチキンのような商品「サラダフィッシュ」というコンセプトがいいのではないかという仮説が立ちました!(実際には現在の食に対する消費者の傾向として「簡便化志向」があり、魚も例外ではないことが大きな理由になります。魚の購買数が減少傾向にある中で、切り身はその需要を保っているというデータもありました。)
9/22 ~これからの動きミーティング~
商品のコンセプトが決まったところで、
ニーズがほんとにあるのか?⇒アンケート、ネット調査
フグにはどんな成分が含まれているのか?⇒フグの成分調査、鶏肉との比較
どんなパッケージにするべきか?⇒デザインの試行錯誤
が必要だと考え、チーム内で役割分担を行いました。
第1章で紹介したこの写真は、役割分担のために用意したスライドでした。まついさんはこの時点で海外にいたため、サウナ椅子に座って貰っています。
実はこの役割分担もそれぞれの専門や興味分野に近いような仕事内容になっています。様々な高等教育機関のメンバーがいるということの強力さを感じた次第であります。
上のようなスケジュール感で進める旨もメンバーに周知しました!10/7までに調査隊の仕事を終わらせ、それをもとにパッケージデザインや商品の味付けを決めようという計画でした。