【商品開発班①】チーム紹介
初めまして!商品開発班です!
2023年度、商品開発班は函館市におけるスルメイカ産業の代替としてのフグの商品開発を行っていました。
メンバー紹介
リーダー:まさはる(未来大学)
サブリーダー:なお(未来大学)
会計:まついさん(北大水産)
アンケート班:なはたさん(北海道大学環境科学院)
フグ博士:まんたろうさん(北大水産)
デザイン班:みいなさん(函館大学)
マーケット班:ほりえくん(函館高専)
投稿の目次
メンバーの多くが水産学部に所属していたり、地元が函館市にある中で唯一どちらにも当てはまらないメンバーになります(リーダーのまさはるは地元は函館ではないのですが、水産業大好き人間なので、ほぼ水産学部所属みたいなもんです)。
そんな私が、
の順番で2023年度商品開発班の活動報告noteを投稿させていただきます。
今回投稿である「チーム紹介」は活動をざっくりまとめたもので、これだけ読めば我々の活動の最低限の部分を把握することができます。
2、3番目の投稿では学生の動きにフォーカスした活動内容を時系列順に紹介します。活動の中で学生たちを何を考えていたのか、商品開発にあたってどんな苦労があったのか、まんたろうさんはなぜフグ博士なのか、などなど我々について深く知ることができます。
最後の投稿では、2023年度の活動の振り返りと今後の展望について説明します。課題に対するアプローチ方法の見直しや11/24の成果発表をきっかけに出会えた方との新たな可能性などなど、これからISARIBI withに関わる方の参考になる投稿になります。
※読者の皆様、メンバーにおかれましては1~4の全ての投稿がサブリーダーなおの視点から書かれていることをご留意いただきたく存じます。
活動の概略
近年、地球温暖化の影響や乱獲等によって函館市で獲れるスルメイカの量が激減してしまっていました。その規模、10年でおよそ1/20。
また、上のグラフを見ても分かる通りスルメイカ産業は函館水産業の要でした。経済規模でいうと、平成22年度においては漁獲金額は約63億円というとても大きなものだったんです。この経済的打撃は、地元の漁師はもちろんのこと、地域の加工業者や飲食業、さらには観光業にまで影響を及ぼすもので、解決策の訴求性が伺えると思います。
そんな折に、同じく海水温の上昇によって、今まで獲れなかったフグが函館近海で獲れはじめました。それらはサイズが小さい、量が少ない、函館において食文化がないなどの理由で浜値が低い傾向にありました(今回の活動ではこんな性質を持つ魚を未利用魚と定義しました)。
そのような背景から、「フグの商品開発が函館水産業の未来に貢献するのではないか?」という仮説のもと、サラダチキンのようなコンセプトでフグを加工した「FUGUBO」の開発を行っていました。