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サンパウロの音楽大学ソウザ・リマの打楽器科に通っていた時、最後に借りた部屋がこのコパンでした。 今回の滞在でもどうしてもここを拠点にサンバチームへの参加や、文化研究をしたくてここの部屋を借りました。 偶然にも学生の時に住んでいた居住区と同じブロック。素敵な巡り合わせに幸せを感じました。 ブラジルを代表する建築家 オスカー・ニーマイヤ 設計(wikiでは彼の事務所が手がけたと紹介されています。)の建物で、曲線を用いた事が特徴の建造物です。 このコパン、空港のカフ
参加させていただく事になった、障がい者と介助者で構成されているグループ "アーラ・ソシアゥ(Ala Social)" のエンサイオと呼ばれるサンバ練習が月に二回、週末の午前中に行われています。 私がこのグループに参加する事になったきっかけはこの記事をご覧だくさい。 一般的な打楽器隊のエンサイオや、全体でのエンサイオは一般的に夜に行われています。エンサイオについてはこちら。 アーラ・ソシアゥのエンサイオについて今回の記事で紹介します。
サンパウロ市の東部 シダージ・リーデル (Cidade Líder)の公共施設の大部屋の一室でサンバが行われていました。付近のバス停に降り立つとサンバの打楽器音 バトゥカーダ が聞こえてきました。音と地元住民に助けられて到着したのがこの門です。この門を入ると、この記事のカバー写真にある坂があります。 リーデルの打楽器隊には2018年から参加。その年に4部リーグで優勝してから、毎年順位を上げて、今や3部リーグで人気のあるチームの一つになっています。 このチームの名
ブラジルのカーニバル時期に開催されるサンバ・パレード。サンボードロモと呼ばれる縦長の会場で開催され、著名な場所はサンパウロとリオ・デ・ジャネイロの二箇所があります。 ブラジルのWikipediaによると、サンボードロモは17個ブラジル国内にあるそうです。いつか全部行ってみたいな。(可能であれば演奏しに行きたい。) 前回の記事『カーニバルの裏舞台。予行演習"エンサイオ・テクニコ"』では、演者としての目線で紹介しました。 今回はエンサイオ・テクニコを観覧するという目線で
カーニバル時期に、サンボードロモでパレードするサンバチーム、エスコーラ・ジ・サンバ(Escola de Samba)は同会場で実際のパレードコースを使った予行演習・模擬本番の要素がある"エンサイオ・テクニコ"を本番前に数回行います。 サンボードロモの見取り図。画像下側から入場して、上側へとパレードをします。 今回の記事ではその流れを追って紹介したいと思います。 エンサイオ・テクニコに関しては以前に投稿した『"今"しかないサンバ』も合わせてお読みください。 テクニ
サンパウロに到着して初めに食べたのがエスタダォン ・バー&ランシェズのフェイジョアーダでした。 カバー写真はフェイジョアーダにかけるピミエンタと呼ばれる辛い油。今回お店に行ったのが朝早い時間だったので、お昼の混み合う時間に向けて準備をされていたところを撮影させていただきました。
今年もここに来ることができました。私のサンバが始まった場所。モーホ ダ カザ ヴェルジ(Morro da Casa Verde)の本拠地です。 2016年のカーニバル時期にサンバできる場所を探し回り、当時の打楽器隊の総責任者 (Mestre da Bateria)をしていたクレメン (Klemen Gioz)が招き入れてくれた事から始まったサンバ。彼は今、別のチームでMestreとして活躍していて、私自身も彼のチームの打楽器隊にも所属しています。 さて、この記事のカバ