カーニバルの裏舞台。予行演習"エンサイオ・テクニコ"
カーニバル時期に、サンボードロモでパレードするサンバチーム、エスコーラ・ジ・サンバ(Escola de Samba)は同会場で実際のパレードコースを使った予行演習・模擬本番の要素がある"エンサイオ・テクニコ"を本番前に数回行います。
サンボードロモの見取り図。画像下側から入場して、上側へとパレードをします。
今回の記事ではその流れを追って紹介したいと思います。
エンサイオ・テクニコに関しては以前に投稿した『"今"しかないサンバ』も合わせてお読みください。
テクニコのスケジュールはブラジル大手メディア"Globo(グローボ)"のサイトで公開されています。
私が所属しているサンバチーム、モーホ・ダ・カザ・ヴェルジ(Morro da Casa Verde)は1月18日に今年2回目となるテクニコを行ってきました。この日は太陽も顔を出したものの、肌寒い一日でした。
この日の出場チームは
・18h00 - Vai-Vai
・19h15 - Morro da Casa Verde
・20h30 - Estrela do Terceiro Milênio
・21h45 - Barroca Zona Sul
・23h00 - Mancha Verde
数年前は4,5時間遅れで始まることが多かったテクニコですが、徐々にオーガナイズされてきて近年では、ほぼスケジュール通り行われる様になりました。
以前は遅れて始まる事が当たり前なので、参加者達の中で遅れる事を見越して集合する風潮もありました。私自身も以前にそれをやってテクニコに途中合流した猛反省すべき思い出があります(苦笑
この日も会場に向かっている途中に、手前のテームの打楽器隊の二人が会場目掛けて猛ダッシュしている姿も見かけました。早い集合時間を伝える意味。というのもある様です。
今回の記事ではテクニコの流れを、動画と写真で紹介します。
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