39エッセイ集 『仔牛の涙』より〜偉人の生き方にその趣に耳を傾けて 〜
39
エッセイ集 『仔牛の涙』より
〜偉人の生き方にその趣に耳を傾けて 〜
安らぎの時
映画と触れ合う時間
歴史好きな僕
偉人と言われる人の生き方は
人生の重みと深みを諭してくれる
短命でも未来の人々に大きな
メッセージを残してくれるのは
何故、だろう
その趣に耳を傾けて
明日への力になれる魂を磨きたい
トップに立つ人程
孤独感、心の安らぎを
茶道の道に求めたのだろうか?
僕には
茶道は、分からない
僕なりの解釈では
現代の心療カウンセラー的な要素が
あったのだろうか?
茶道の道は
現代では精神を癒す
一つコンテンツになっている
奥深い世界を感じとる
日本の美しさに出会えた気がした
映画「千利休」
癒される風景描写
名優が演じる世界は
わひさびの世界へと
僕を連れて行く
久しぶりに名作に出会えた
著者:
井上 靖
弟子の本覚坊
「本覚坊遺文」より
千利休が武将から慕われ尊敬された理由が
美しい日本の雪深い山庵に
尋ねてくる名だたる客人
千利休の生き様を話す
お正月休みには
こんな落ち着く名作を求めていた
後継者
本覚坊
古田織部(ふるたおりべ)