低アルコール飲料(2); 主なメリット
低アルコール飲料はアルコールによる肝臓など身体へのダメージがないことが良い点ですが、それ以外にもいくつかメリットがあります。
1 低カロリーでダイエットによい
例えば、ノンアルコールビール100gあたりのカロリーは5kcal、炭水化物は1.2gです。
1缶350mlを飲んだとすると、18kcal、炭水化物4.2gとなり、普通のビールに比べるとカロリーは約8分の1、炭水化物は半分以下に抑えられます。
2 尿酸値が上がらず痛風を避けられる
激痛が走ることで有名な「痛風」は、体内に尿酸が多く貯まることで起こります。
尿酸値を上げる原因の一つがプリン体という化学物質で、さらにアルコール自体にも尿酸値を上げるリスクがあります。そのため、(プリン体を多く含む)ビールは二重の意味で尿酸値が上がりやすいと言えます。
それに対して、ノンアルコールビールはビールよりプリン体が少なく、アルコールもゼロなので尿酸値は上がりにくいです。
3 リラックス効果がある
先に述べたように、ノンアルコールビールにはリラックス効果が報告されています。
ノンアルコールビールには、「ホップ」と「GABA」が含まれています。
ホップはアサ科に属するハーブの一種で、鎮静作用があるため、安眠効果やイライラ・不安緩和効果が期待できます。
GABAは麦芽に含まれるアミノ酸の一種で、リラックス効果を持っている化学物質です。
このホップとGABAの2つの作用でリラックス効果があるのではないかと考えられています。