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明けましておめでとうございます

 先日、大蔵映画で監督が一同に集まり新年会が催されました。私はこの手の会は、どこにいればよいのかわからなくなるのと、あちこちでザワザワと聞こえくる会話で、耳が疲れてしまうので、好きではありません。が、この手の会に欠席するという思考もない小心者でございます。

 会では、いつも気さくに話しかけてくれる高原監督を筆頭に、石川欣監督と大阪芸大談義を少しだけできたのも嬉しかったです。新年会終わりに、二次会は若手監督で、と誘われ、行ったのですが、なぜか今年も昨年に引き続き、加藤義一監督が出席。なんだこの人は、と思いながらも、大先輩のありがたお話をご高配賜る。

 改めまして、新年明けましておめでとうございます。2025年になりましたね。去年の想いは、大晦日のうちに下の記事に書き留めたので、今日はそろそろ新年の抱負を書こうかと思います。

 新年の抱負とは言えど、私は8月以来の未だ無職の身。そろそろ貯金も尽き果て、親からの仕送りに縋るのも難しくなってきました。今年の抱負は、とにかく「おまんまを食う」つまり、生きるために必要なお金をきちんと稼ぐことにあります。なんて低い志なんだと自分でも情けなく感じますが、今の私にはそれがまず精一杯です。

 昨年のうつ状態に陥って以来、発覚した双極性障害は、完治することは基本的になく、薬物療法と日々の行動による自制によって寛解を目指すしかない病気です。昨年来、うつ状態の内容は理解でき、そしてうつ状態の脱出は果たしたものの、ここから訪れる躁状態がどういう心理状態なのか、そしてどういう周期でうつ状態がまた訪れるのか、ここからのことはまだ何も理解できていません。

 紅白など活躍の記憶が新しい「こっちのけんとさん」は、X上にて、活動のセーブを発表されました。私と同じ双極性障害を抱えながら、自分自身で軽躁状態とこれからくる鬱の状態を理解して、セーブする、充電するとのことでした。

 私にはまだ、それができません。病気であることを理解して、ここから通常時→躁→通常時→鬱を経験して、また躁になる、この1周をまず自覚しないことには、これからの寛解はありません。なので、病気に身を任せながら、それでもとにかく飯を食える程度には金を稼ぐというのが、今年の目標です。

 昨年のように年柄年中、現場に出続ける、映画の準備に関わり続けるというのは難しいでしょう。責任ある役職で長期間行動することにも不安があります。なので、とにかく自分の体調と相談しながら、余裕があると実感できている時は、現場にも出たり、バイトをしたりしながら、体調がすぐれない時は、監督としての企画開発や、脚本執筆に軸足を置こうと思います。

 ただそんなことばかり考えていると、鬱々とした気分になるので、たまには行ったことのない街を歩いてみたり、気分転換に、これまでやっていたエロ音声の台本を書いたり、色々とやっていこうと思います。

 勿論、趣味になった俳句は続けたいです。昨年は一人でコツコツと、というよりはシコシコと作り続けていただけですが、今年はどこかのタイミングで結社に入ってみようかなと思っています。もう少し自分で学べる部分は本や映像などで学びつつ、春口や夏くらいになったら入会してみようかなと思っています。

 もう一つの趣味にしたい、ながらも出費の激しいストリップ鑑賞は、数を絞りつつ、続けていきたいですね。まだ行ったことのない劇場が都内にも多数あるので、そこを回る1年間にしたいなと思います。

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堂ノ本 敬太
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