数字で読み解くWBC侍ジャパン【宇田川優希・タイプ10】
侍ジャパンの中で【タイプ10】の気質を持つのは、宇田川選手だけでした。特徴について書いていきます。
『曲がったことは許せない、完全主義者』
思考型/慎重派/女性的
社会の秩序を重視し、環境や人に対して常に几帳面に対応。真面目さを崩さず冷静かつ、厳格に生きる。なにごとにも主観的にならず、客観的視点を心がけています。権威を尊重し、堅実に生きることをモットーとする。未知のことや初めての人に対して警戒心が強く、新しい環境への対応力は低いです。人前で愚痴や弱音を吐くことを嫌います。鵜呑みや早合点を避け、人情にも左右されず、安全第一の決断を下します。杓子定規な面があるが、几帳面なためミスが少ない。おだてに乗りやすいが、根は素朴で人が良いです。責任感がとにかく強く、頼まれたことは最後まで手を抜かずやり切る信念があります。知識吸収力が旺盛です。
判断基準は『正しいか、正しくないか』
人にも自分にも厳しく、完璧を求めます。(真逆は【タイプ1】で、人にも自分にも優しい。)何事も自分でやらないと気が済まないタイプで、常に自分が「正しい」という精神で妥協ができません。厳しさ=愛情、という精神論で、身近な人にほど厳しくあたります。道徳的に正しいか、否かでものごとを判断。ひとり【タイプ10】がいると、組織内が締まります。けじめのない人、礼節を欠く人、卑怯な人、だらしない人を嫌悪します。
教科書通りや、権威のあるものを好みます。例えば手土産なら、“宮内庁御用達“、ホテルなら老舗ホテルなど。安全第一主義で、イチかバチかという冒険的な行動はしません。
実直で、遊びが少なく、型に外れたことを好まないためか、芸能界には他のタイプとくらべて極端に少ないです。ダウンタウンは両者とも【タイプ10】でかなり珍しいです。真面目だからこそ、生き残れたのかもしれません。本来はみんなと行動することを面倒臭いと思っていますが、孤立を嫌うため表には出しません。
【タイプ10】の人たちは、部屋や会社のデスクが綺麗に整っています。綺麗が「当たり前」な状態なので、もし乱れていることがあれば、黄色信号。注意が必要です。とくに【タイプ10】の女性は寝る前に一人反省会をします。自分に嘘なく完璧にできたかどうか気にしすぎると、過呼吸やパニック障害になるケースがあります。精神的に不調な場合、自分を傷つける行動=道徳的でない行動に出やすいです。(例えば夜の街で働いてみたり、体に刺青をいれるなど。)
上記の有名人で加藤紗里さんがいました。先日ネットニュースで見かけた記事を見て、根底にあるものはやはり【タイプ10】そのものだと思いました。
組織の中での【タイプ10】の役割として、上司にも部下にも情で左右されない実直さがあるので、中間管理職に向いています。堅実で安全な判断を常にし、指導力・養成力に優れています。直接的な指示はせず、結論は相手に委ねる方法を取ります。人から依頼されたことは、熱心に最後まで対応します。社会の要請に応えられるように、自分の研鑽を怠りません。根底に「尊敬されたい」「選ばれた人でありたい」という願望があり、それに足る人間であるための努力を常にしています。礼節を重んじるので、初対面でのタメ口や、馴れ馴れしい態度を嫌います。部下や上司で【タイプ10】に接する際、軽い対応は信用をなくすことになるので要注意です。理論や根拠を明確にし、真剣で誠意のある対応を心がけることが必要です。お子さんが【タイプ10】の場合は、規律の厳しい学校への入学もおすすめですし、女の子は宝塚への憧れを持つことも多いです。
イーサでは、統計学を利用して組織分析を行なっています。経営者であれば、部下の潜在能力を知らないままでいることは、とてももったいないことです。タイプごとの相互関係もあり、適材適所に人を配置し直すだけで、いま以上に生産性を上げるチームづくりが可能です。無駄に増やさず、減らさずをモットーに、気持ちの良い職場環境を構築するお手伝いをしています。会社、組織、スポーツチーム、家族、夫婦、恋人… 2人以上人が集まるところであれば、どの分野においても導入可能です。
『数字で読み解くWBC侍ジャパン』次回につづく。
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