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もつにこみ
2024年7月31日 18:00
もともとは違う名前だけれど、あと付けの名が一般化するような例は、いくつもある。学生時代、ある一般教養の講義のなかで「セカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ:片山恭一)は別名だった」というエピソードを聞いた。僕たちの世代にはもはや懐かしい作品である。もとのタイトルは「恋するソクラテス」であったらしい。今でこそ哲学の敷居はまたぎやすいものになっているが、当時はどうだろう。もちろん、本人ではないが、ソ