地方を超えろ、経営者は変われ

先日、所属する法人会青年部の全国大会「青年の集いin山形」に参加してきた。法人会とは申告納税制度の普及、税の啓発、小中学生への租税教育を主な活動をしている団体。当社は天草法人会の会員であり、私はその青年部に所属している。青年部とはいっても定年50歳の実質中年部（笑）

第37回法人会全国青年の集い山形大会

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会員の多くは青年会議所や商工会議所（or商工会）青年部を卒業した経済人で、それらに比べ割りとゆるく活動している団体だ。毎年全国各地に酒税と消費税などをたくさん納めることを誇りに集まっている(笑)
冗談のようだが今回の山形大会の登録者は1,800人！
山形市内ではホテルが足りずに仙台など周辺地域に宿泊する人も多く、交通費・宿泊費・飲食費・お土産購入費など開催地には相当の経済効果をもたらす大会とも言える。

冗談はさておき、今回山形大会に参加した理由はここ数年親しくさせて頂いているヤマガタデザイン代表取締役の登壇する大会基調講演を聴くため。ヤマガタデザインが観光・教育・農業・エネルギーを軸に取り組む事業は拠点とする山形県鶴岡市に留まらず全国各地に名を轟かせている。山中氏とは2人で飲みに行くこともある仲間だが、彼の講演は本当に何度も聞きたくなるほど素晴らしい。内容の深み、トークの切れ味は半端なく、地方の地域課題の本質を突く山中氏の話は私が人生で聞いた講演の中で間違いなくNo.1。彼以外で聴く度に感心させられるのは木下斉さんくらい。だから、わざわざ時間とお金を掛けてでも行く価値はあるのだ。

講演会場はやまぎんホール。新しく立派な施設だった。